ツバメの子育て3〜巣立ちのとき
「キリスト・イエズスの宣教会」小野田修道院の軒先のツバメの巣から、先日2羽が無事に飛び立ちちました。残された3羽も、巣立ちに向けて着々と準備を進めています。
翼を広げ、飛んでいるマネをしている子ツバメ。もうすぐ、この翼で大空を駆ける日がやってきます。
巣の縁につかまって、羽ばたく練習をしている子ツバメ。ときどき落ちそうになっては、大慌てで巣に戻っています。
飛行練習中の兄弟を励ます子ツバメ。「がんばれー、落ちるなー」と言っているのかもしれません。
飛行練習中の兄弟に、親ツバメが餌の差し入れです。きっとお腹が空いていることでしょう。
運ばれてきた餌を、おいしそうに丸呑みする子ツバメ。隣の子ツバメが、うらやましそうに見ています。
おやおや、兄弟げんかを始めてしまいました。「次はぼくの番だよ」と言っているのかもしれません。
間もなく親ツバメが戻ってきて、喧嘩は解決。そろそろ、自分で餌を取りに行きたくなる頃でしょう。
外の様子を、不安げに見ている子ツバメたち。巣立つ決心が、なかなか固まらないようです。
3羽揃って相談中。「誰が先に行く？」、「お前が行ったらぼくも行くよ」、そんな会話が聞こえてきそうです。
ついに1羽が決意を固め、飛び出そうとしています。一、二の三でジャンプ。
翌日行ってみると、もう巣の中は空でした。5羽とも無事に巣立っていったようです。来年、またここに、今度は親ツバメとして戻って来てくれることを心から願います。
