アジアン・ユース・デーin韓国レポート(1)〜教区でのホームステイ

アジアン・ユース・デーin韓国レポート(1)〜教区でのホームステイ

 ようやく時間ができたので、韓国からの第一報をお送りします。韓国、インチョン空港に到着した後、ホームステイ先の教区に向かいました。私のホームステイ先は、スウォン教区。すさまじい豪雨の中、スウォンの司教館に到着すると、ちょうど雨が止んで大きな虹が出ました。こんな虹は、韓国でも珍しいそうです。

 スウォン教区の若者たちによる歓迎式典。これから2〜3人ずつに分かれてホームステイ先に向かいます。

 各家庭で宿泊した後、2日目は世界文化遺産の華城に向かいました。華城はかつて、凄惨なキリスト教迫害が行われた場所で、今はカトリックの聖地に指定されています。

 華城の立派な城壁。戦後、国家予算の10%をかけて修復したそうです。

 かつてキリスト教徒の斬首が行われた城壁の上で、若者たちに語りかける韓国の若手司祭。「城の外には、あらゆるこの世の楽しみがある。城の中には殉教だけがある。君たちはどちらを選ぶ」と問いかけています。

 ライトアップされた夜の華城。美しさの中に、かすかな悲しみが漂っています。

 ホームステイ先での朝食。牛を飼っているご家庭だったので、スウォン名物の牛肉をふんだんに食べさせていただきました。

 食卓の風景。ホームステイ先の娘さんと、日本からの3人のお客さんです。

 立派に育てられた牛たち。この顔を見ると、牛肉を食べるのがちょっとかわいそうになります。

 3日目は、スウォン郊外の殉教地、オノンに向かいました。聖堂での聖体礼拝の一コマです。

 聖地に置かれた印象的な彫刻。韓国の人々の熱い信仰が込められた造形です。

 この夜は、殉教地のユース・センターで宿泊しました。明日からは、いよいよアジアン・ユース・デーの本大会です。