小野田老人ホームの秋の花々
今回は、コスモスやオミナエシ、シオンなど、秋の花々が咲き誇る小野田老人ホームの花たちを紹介したいと思います。
老人ホーム利用者の皆さんを優しく見守る聖母マリア。どこまでも高く、深い青空が、マリア様の心を表しているようです。
いち早く満開をむかえたコスモスの花。秋の澄んだ風の中で揺れています。
ペンタスとマリーゴールドの花壇も見事です。このホームでは、花が大好きな利用者の皆さんが、それぞれに担当の花壇を持って世話しています。
コスモスよりもさらに背が高いキクイモモドキ。真っ青な空に向かって、大きな黄色い花を咲かせています。
アフリカン・マリーゴールド。花びらが、アフリカの人の髪の毛のようにふさふさです。
道の真ん中に落ちていたかわいらしい栗の実。近くに栗の木があるのか、それともトトロの仕業でしょうか?
秋の七草の一つ、オミナエシも満開を迎えています。小さな花たちの、つつましやかな美しさが魅力です。
ダンギクの花の上で朝ごはん中のコガネムシ。つややかな羽が、まるで緑色の宝石のように輝いています。
枯れても千日は色あせないことから名づけられたセンニチコウ(千日紅)。静かさの中に強い力を秘めた赤です。
「我もまた、紅(くれない)なりと吾亦紅」と虚子の俳句に読まれたワレモコウ。これも立派な紅です。
名前の通り上品な紫色のムラサキシキブ。ちょっと触れると、ぽろぽろ落ちてしまうかよわい実です。
紫苑(シオン)の花言葉は「君を忘れず」。利用者の皆さんの思いが込められているようです。
一足早く紅葉を始めた桜の木。駆け足で秋が深まっていきます。
真っ赤なサルビアの花の中を散歩しているようなマリア様。神様の恵みに満たされた小野田老人ホームの庭、皆さんも機会があればお訪ね下さい。