ふっこうのかけ橋in山口・宇部
8月13日から17日まで、福島の親子を山口・宇部に招き、大自然の中で楽しいひと時を過ごしてもらうプロジェクト「ふっこうのかけ橋in山口・宇部」が行われました。恵みにあふれた5日間の様子を、写真でご紹介します。
13日、到着の後すぐ、宿舎となる宇部市「ときわ湖畔ユースホステル」で歓迎会が行われました。信者さんたちが真心を込めて作った晩御飯です。
子どもたちに大好評だったから揚げ。あっという間になくなってしまいました。
14日は、朝一番で秋吉台サファリランドに行きました。放し飼いの動物たちとの、大迫力の出会いです。
間近で見る動物たちに、子どもたちもお母さんたちも大喜び。黄色い歓声が上がります。
ライオンに餌をやることも出来ました。生まれて初めての体験です。
生まれたばかりのライオンの赤ちゃんとの記念撮影。子どもたちが、一人ひとりライオンを抱っこしました。
園長さんの特別な計らいでバックヤードに入れてもらい、生後1週間のキリンの赤ちゃんを見学することができました。生命の神秘を感じる体験でした。
こちらは、プレーリードックの赤ちゃん。この季節のサファリランドでは、動物たちの赤ちゃんをたくさん見ることができます。
秋吉台サファリランドから、秋芳洞へ移動。渓谷の奥深くにぱっくり口を開いた岩の割れ目から、地底世界の旅が始まります。
洞窟の入り口近くにある「百枚皿」。子どもたちは「わーっ、ジャポニカ学習帳だー」と喜んでいました。
洞窟の奥深くに鎮座する「マリア観音」と呼ばれる岩。確かに、とても神々しい姿です。
地底を流れる大きな川。この川の流れが岩を削り、巨大な地底空間を作り出しました。
洞窟から出て、お土産物屋さんでかき氷休憩。冷たくておいしかったです。
夜はユースホステルの庭にテントを張ってキャンプ体験をしました。宇部・小野田ブロックの子どもや青年たちも加わって、とても楽しいキャンプになりました。
キャンプの晩御飯は、やっぱりカレーライス。外で食べると、いつもよりおいしく感じられます。
日が暮れてから、とてもスピリチュアルなキャンプファイアーを体験しました。一日の体験の感想や、福島に戻ってからしたいことなど、自分の思いを一つ分かち合うごとに、小枝を一本火にくべてゆきます。
キャンプファイアーの後は、花火を楽しみました。キャンプ体験のフルコースです。
燃えさかる線香花火。どこかせつなさを感じさせる美しさです。
15日の朝ごはんのおかずは、だし巻卵。幼稚園で30年間、給食の先生をしていた信者さんが、腕によりをかけて作ってくれました。
おいしい朝ごはんでお腹がいっぱいになったら、今度はお楽しみの海へ。宇部でも屈指の海水浴場、キワ・ラ・ビーチです。
砂浜でのスイカ割り。わたしも参加させてもらいました。
割れたスイカを、お母さんたちがきれいに切り分けてくれました。甘くて冷たくて、とてもおいしかったです。
海水浴を終えて宇部教会に移動。福島からの子どもたちのため、出来上がったばかりのパイプオルガンによるミニ・コンサートが行われました。
楽しい一日の最後は、宇部教会の納涼の夕べ。たくさんの信者さんやご近所の皆さんと交流することができました。
ジュージュー焼けたバーベキューのお肉。福島の子どもたちのために、今年は例年よりちょっといいお肉を準備しました。
ボーイスカウト宇部第15団の皆さんが、流しソーメンを準備して下さいました。福島の子どもたちも大喜びです。
教会の庭での花火大会。幼稚園の先生が準備してくれた打ち上げ花火もあり、とても盛り上がりました。
16日の主日のミサの中で、改めて福島からの皆さんにご挨拶をいただきました。司会をしているのは、福島で活動しておられるシスターです。
主日のミサの後、福島から来られたお母さん方が、福島の現状についてお話しして下さいました。一日も早い復興をお祈りしたいと思います。
あっと言う間の5日間が過ぎ、いよいよお別れ。19日の朝の新幹線で、福島からの皆さんが帰って行かれました。宇部での日々の思い出が、復興に向かう歩みの力となることを心から祈ります。