教会の庭の花たち
11月に入っても、色とりどりのコスモスが咲き続けているカトリック宇部教会の庭。秋の花々の美しさをお楽しみください。
教会が世話をしている道端の植え込みでは、キバナコスモスが満開。9月頃に咲いていた花から種が落ちて咲いた、今年2回目のキバナコスモスです。
駐車場の奥では、ウィンターコスモスも満開。普通のコスモスより小さな花ですが、びっしりと咲くので大迫力です。
こちらはチョコレートコスモス。色だけでなく、香りもチョコレートに似ているそうです。わたしも嗅いでみましたが、「まあ、そう言われてみればそんな気がしないことがないこともないのかもしれないな」というくらいです。
高千帆教会の庭では、ムベの実が紫色に色づいています。この辺りにたくさん実っているムベが、宇部(ウベ)の地名の由来となったとする説もあります。
美しく色づいた銀杏。根元には、たくさんの実が落ちています。
教会の花壇で満開を迎えた皇帝ダリア。高さは2m以上あるでしょう。その名に恥じない堂々たる姿で、教会の庭を見渡しています。
薔薇の花壇では、さまざまな種類の薔薇が次々に花を咲かせています。
初々しいオレンジ色の花を咲かせた「アンネの薔薇」。強制収容所に散ったユダヤ人少女、アンネ・フランクを記念して名付けられた品種です。
朝の露を浴びた「アンネの薔薇」。悲しいほどの美しさです。
開き始めた薔薇のつぼみ。美しい曲線とやさしい色彩に魅了されます。
めずらしい黄色の薔薇、グラハムトーマス。花びらが、何重にも折り重なっています。
この朝、開花したばかりの薔薇の花。まるでおとぎ話の世界のような美しさです。
高千帆教会の花壇で、ミルトスがたわわに実をつけました。お酒に漬けると、薬効豊かなミルトス酒ができるそうです。
庭の片隅に咲いたヒメツルソバ。もともと園芸種だそうですが、雑草のような生命力で庭のあちこちに広がっています。
かわいらしい実をつけたプラタナスの紅葉。寒さは日ごとに厳しくなっていますが、教会の庭はまだ花たちで賑やかです。