フォト・ライブラリー(398)初秋の六甲の花々

初秋の六甲の花々

台風が通り過ぎて、一気に秋めいた気候になってきました。気がつけばもう9月も半ば過ぎ。今日は、六甲教会の庭やご近所で見かけた秋の花々をご紹介したいと思います。まずは彼岸花から。

教会の庭に咲く彼岸花は、なぜか白ばかり。赤は片隅にちょっと咲いてるという程度です。

彼岸花を取り囲むようにして咲いているのは、キク科の植物アゲラタム。アゲラタムは、ギリシア語で「不老」という意味だそうです。花期が長いのですね。

ご近所の花壇で見つけたカランコエ。群生して咲く花ですが、一つひとつもとてもかわいらしいです。

教会の庭でも、ご近所の道端でも、あちこちで見かけるタマスダレ彼岸花の仲間だそうです。

秋の七草の1つにも数えられるナデシコ。清楚な美しさが魅力的です。

家が取り壊されてできたご近所の空き地に、エノコログサが大群落を作りました。エノコログサは別名「ねこじゃらし」。ご近所の猫たちは大喜びかもしれません。

ご近所の花壇で見かけたトレニア。夏からずっと元気に咲き続けています。

こちらはセンニンソウ。やはり近所の空き地で大きな群落を作っていました。名前は、長いおしべが仙人の髭に似ているところに由来しているそうです。

護国神社の公園で見かけたハクチョウソウ。漢字表記は「白鳥草」、あるいは「白蝶草」。いずれにしても、まっ白な羽で青空を舞い踊るように見える花です。

近寄ってみるとこんな姿をしています。雄しべが、長く伸びた鳥の尾のようにも見えますね。

青空に向かって伸びてゆくヤブラン。この花も、夏から咲いていました。

カンナも元気に咲き続けています。とても繁殖力が強いようで、群落がどんどん大きくなっていくのが分かります。

教会の庭に咲いたマルバハギ。マメ科のかわいらしい花です。ハギも秋の七草の一つですね。

教会の庭の大きなイチョウの木に、今年も「ぎんなん」がたわわに実りました。

台風のせいで一斉に落ちてきた「ぎんなん」たち。拾い集めて種を取り出し、乾かしてバザーで販売します。

民家の軒先のニワトコが、たくさんの種をつけました。秋は、種まきの季節でもあります。

教会の庭のコブシも、かわいらしいピンクの実をたくさんつけました。中には種が一杯に詰まっています。秋の花が一斉に咲き、木々が種や実をつけたので、教会の周りを散歩していて少しも飽きるということがありません。神様が与えて下さった秋の恵みに感謝。