フォト・ライブラリー(526)津和野・乙女峠祭り2017

津和野・乙女峠祭り2017

青空のもと、万国旗がたなびくカトリック津和野教会。5月3日、今年も、乙女峠の殉教者36人を記念する乙女峠祭りが行われました。

教会を出発する聖母行列。5月は聖母マリアの月でもあるので、乙女峠祭りでは毎年、聖母行列が行われます。

街中を進んでゆく聖母行列。今年は広島、鹿児島、大阪の3教区の司教様方が参加して下さいました。

乙女峠に差し掛かった聖母行列。険しい山道を、ゆっくり進んでゆきます。

汗をかきながら、ようやく乙女峠に到着。坂道が、毎年少しずつ険しくなってゆくように感じます。

乙女峠で行われた、殉教者記念のミサ。今年も全国各地から2000人あまりが参加しました。

乙女峠の新緑。マリア様の月にふさわしく、みずみずしい生命の力に溢れています。

ミサの後、殉教者たちを葬った千人塚へ。うっそうとした山道が続きます。

36人の殉教者を記念した「至福の碑」。あたりは深い緑に包まれ、ひっそりと静まり返っています。

道端に咲いたシャガの花。殉教者たちの魂を慰めているようです。

津和野のメインストリート、殿町通りに降りてきました。街路樹の新緑が鮮やかです。

津和野と言えば、やはり古い町並みの中を流れる水路と、そこを行き交う鯉。観光客が餌を与えています。

民家の軒先で、藤が満開を迎えていました。この街にふさわしい、和の風情です。

街のあちこちで、モミジの新緑が見頃を迎えていました。輝くような緑色です。

弥栄神社付近からの風景。街の中心を、川が流れています。

弥栄神社の境内にある、樹齢600年の大欅。幹周りは6mあるそうです。

境内の池の畔では、ツツジが満開を迎えていました。

弥栄神社の境内を抜けて、太鼓谷稲成神社へ。千本鳥居に覆われた石段を登ってゆきます。

太鼓谷稲成神社に到着。日本五大稲荷神社の一つで、失せ物探しの神様として有名です。

太鼓谷稲荷神社から見た津和野の風景。津和野に来ると、必ずここに立ち寄ります。

最後は、カトリック津和野教会の聖堂でお祈り。ステンドグラスからの光が、畳に美しい模様を描いていました。

津和野からの帰り道、長門峡で一休み。清らかな水と新緑に癒やされます。

のんびりしていると、遠くから汽笛の音が。急いで踏切まで行くと、SLやまぐち号が真っ黒な煙を上げながら走ってきました。豊かな恵みに満たされた、すばらしい一日でした。