フォト・レポート(102)Calcutta2011〜ガンジス川・後半

Calcutta2011〜ガンジス川・後半

お母さんに連れられたこの少年、バケツを持ってこれから沐浴でしょうか。それとも、ただの水浴びかな。

川岸で思い思いに沐浴する人々たち。わたしたちの目には泥で濁った汚い水に見えますが、彼らにとってはすべての穢れを洗い流す聖なる水です。

インドの母なる大河、ガンジス。遠くヒマラヤ山脈の氷河から流れ出し、インドの大地をゆっくりと削りながらここまで流れてきました。水が生暖かいのは、太陽の光もたっぷり吸い込んできたからでしょう。

沐浴場はヒンドゥー教の要となる聖なる場所、あちこちに神々の像が安置されています。子どもたちと猿神、ハヌマーンの記念撮影です。

像の顔をした神様は、タイなどでもおなじみのガネーシャ。商人たちを守る神と信じられているようです。像を覆い隠すほど一杯に飾られた花が、人々の信仰の深さを示しているようです。
★11月26日(土)10:00より、カトリック六甲教会聖堂にてマザー・テレサ記念ミサとカルカッタ報告会を行います。どなたでもお気軽にご参加ください。