台風の日の空
台風18号が近づいた日の夕方、宇部の空に、いつもとはまったく違った不思議な雲が現われました。今回は、台風前後の空と海の写真をお届けします。
真っ赤な雲のあいだから青空ものぞき、まるで空が燃えているようでした。
日が暮れて辺りが暗くなってくると、先ほどまで燃え上がるような赤だった空が、静かな紫色に変わっていきました。嵐の前の静けさです。
台風は夜のあいだに通り過ぎ、翌日はきれいな青空が広がりました。
花壇のコスモスたちも無事でした。咲き始めたところでの台風だったのでちょっと心配していましたが、しなやかに揺れて風を乗り切ったようです。
台風一過の青空が広がった宇部の街。雲の合間に、彩雲がちらっと現われました。
台風一過の夕焼け。空気が澄んでいるせいか、太陽がいつもより明るく感じられました。
まだ少しうねり残る海。浜辺に打ち寄せる波の音が、心を癒してくれました。神様がお創りになった世界の美しさを、あらためて実感した2日間でした。