十五夜・羊雲・スーパームーン
9月27日と28日の2日間、宇部の空にとても美しい天体現象、気象現象が現われました。まずは、27日の晩の十五夜の月から。
雲のあいだから完全に姿を見せた十五夜の月。「中秋の名月」の名にふさわしい、気品に満ちた美しさです。
再び薄雲に覆われてしまった十五夜の月。月の周りに、大きな光の輪ができました。
28日の夕方、幼稚園での勉強会を終えて園庭に出ると、空が見事な羊雲で覆われていました。
幼稚園の近くの海岸に出て、夕焼に染まる羊雲を眺めました。無数の羊たちが、西に向かって黙々と行進しています。
茜色に染まった羊雲。日没後、ほんのわずかな時間だけ現われた風景です。
海岸から教会へ戻る途中、宇部の石油化学コンビナートの向こう側にスーパームーンが昇って来ました。古風なお月様と現代的なコンビナートが、幻想的な風景を作り出しています。
海面を照らしだしたスーパームーンとコンビナートの光。さすがにスーパームーン、すごい明るさです。
お月様の温かな光と、コンビナートの冷たい光りのコントラストが印象的でした。
地球から一番遠くにあるときの満月と比べて、30%も大きく見えるというスーパームーン。次回は、2016年の11月14日だそうです。