フォト・ライブラリー(178)彼岸花咲く葛城の道2

彼岸花咲く葛城の道2

澄み切った空の青さ、遠くに連なる金剛山の緑、秋風に揺れる稲穂の黄金色、そして燃え上がるような彼岸花の赤。神の恵みで鮮やかに彩られた、秋の葛城古道です。

「実るほど、頭を垂れる稲穂かな」の言葉通り、たわわに実って頭を下げた稲穂です。その謙遜さを見習いたいですね。

田んぼのあぜ道に彼岸花が密集しているのは、モグラによってあぜ道が壊されないように植えているのだと聞いたことがあります。毒性が強いので、モグラが近づかないのかもしれません。

刈取りが済んだ田んぼで、稲を乾燥させる風景を見かけました。昔よく見かけた、懐かしい風景です。

彼岸花と棚田、民家、後ろに見えているのは葛城山です。この辺りの民家は、どの家も伝統的な趣のある日本家屋でした。