フォト・ライブラリー(336)カトリック六甲教会のクリスマス2012

カトリック六甲教会のクリスマス2012

今年も、カトリック六甲教会のクリスマスは「本物」のサンタクロースの訪問から始まりました。教会学校のクリスマス会のために、毎年わざわざ来てくださるサンタクロースです。

子どもたちの質問ににこにこほほ笑みながら答えるサンタクロース。「髭は本物ですか?」という質問に「もちろん、触ってごらん」と答えると、子どもたちの小さな手が一斉に髭に伸びました。

12月23日、待降節第4主日のミサの後、主聖堂で信徒の音楽家たちによる「クリスマス音楽の集い」が開催されました。まるで、天使の大群が舞い降りたようなすばらしい歌声でした。

カトリック六甲教会には、ミサでの聖歌を主にする聖歌隊と、病院などの慰問を主にする混声合唱団があります。黒の服に赤のワンポイントでびしっと決めておられるのは、聖歌隊の皆さんです。

祭壇の前に、イエス様をお迎えするための飾り付けがされました。飼い葉桶の隣に置かれたのは、真っ赤なポインセチアです。

24日の昼下がり、練習中のパイプオルガンの音だけが響く聖堂に、ステンドグラスの色とりどりの光が差し込みました。

ステンドグラスの光が床に反射して、マリア様を七色の光で包みました。幻想的な光景です。

いよいよクリスマス本番。夕方4時半を皮切りに、7時、9時と3回ご降誕ミサが祝われました。3回のミサを合わせて約1000人の方々が参加してくださいました。

祭壇前の飼い葉おけに寝かされた幼子イエス。両手を大きく広げて、わたしたちを神の愛へと招いておられるようです。

聖堂の入り口に置かれた馬小屋飾りにも、幼子イエスの像が置かれました。子ども連れのお父さんが、「あれはだれ?」と一つひとつの像を指さしながら子どもに尋ねているところです。

カトリック六甲教会は今、時ならぬヘビー・ブーム。昨年10人以上の若者が続けて結婚し、青年会はほぼ壊滅してしまったのですが、今年は彼らの間に続々と子どもが誕生。20年後には、きっと立派な青年会ができるでしょう。

神の愛に満たされた、すばらしいクリスマスのひと時でした。この喜びが、さまざまな事情から教会に来られない皆さん、教会のクリスマスに参加したことがない皆さんにも写真を通して伝わればと思います。どうぞ皆さん、よいクリスマスを!