【メキシコ司牧訪問中の教皇様の言葉】


メキシコ司牧訪問中の教皇様の言葉
 キューバ・メキシコ司牧訪問中のフランシスコ教皇のツイートをまとめました。
2月12日(金)
メキシコでは、聖母マリアの目を覗き込み、どんなときも慈しみをもって私たちを見守ってくださいと願うことになるでしょう。私はこの旅を聖母に委ねます。
今日は恵みに満ちた日です。キリル総主教とお会いすることは、神様からの贈り物。どうぞ私たちのために祈ってください。
2月13日(土)
メキシコの友人の皆さん、皆さんのことを思っています。どんなときでも私たちを優しく見守ってくださる、グアダルペの聖母を信頼しましょう。
メキシコは、若々しい顔をしています。それゆえ、未来のための、明日のための計画を思いめぐらすことができます。これが希望です。
マリアは「はい」と答えられる方。神への従順に「はい」と答え、兄弟姉妹への従順に「はい」と答える方です。マリアの模範に習いましょう。
2月14日(日)
聖母マリアよ、私はただあなたを見つめています。私の目はあなただけのためにあり、言葉もなくあなたを見つめています。
四旬節とは、世の不正に対して目を開き、苦しんでいる人々に心を開くために、自分の思いを見直すための時です。
福音の真理を破壊しようと狙う富や虚栄心、名誉欲の誘惑に打ち勝つことができるよう、主よどうぞお助け下さい。
エスは、私たちを待っておられます。イエスは、苦しみにさいなまれる私たちの心を癒したいのです。イエスは、「いつくしみ」という名前を持った神です。
2月15日(月)
すべての人の心の中に、自由に生きたい、仲間たちと力を合わせて変化を生み出すことができる場所で生きたいという望みがあります。
貧しいものの中で、最も虐げられているのは私たちの星です。深刻な環境問題を目の前にして、すべてがうまくいっているような振りをすることはできません。
私は、優しさや共感と縁のないこぎれいな家族よりも、献身的な労働によって疲れた顔の家族が好きです。
2月16日(火)
歩くことや話すこと、聞くことを学ぶのとまったく同じように、私たちは祈ることを学びます。皆さんがどのように祈っているかを聞かせてくれれば、私は皆さんがどのように生きているかを教えてあげられるでしょう。
私たちがまずすべきなのは、「主の祈り」の唱え方を学ぶことです。父なる神よ、あきらめの誘惑を避けることができるようお助け下さい。
エスこそ、私の中にある一番よいものを引き出すことがお出来になる方です。
2月17日(水)
皆さんは、私に希望の言葉を求めました。私が皆さんに差し上げる希望の言葉には名前があります。それは、イエス・キリストです。
エスは、私たちが刺客になることを決して望みません。イエスは私たちを、弟子になるよう招いておられるのです。イエスが私たちを死地へと送り出すことはありません。イエスは私たちを、生命へと招かれるのです。
エスのいつくしみは、世界のあらゆる場所にいる、すべての人を包み込みます。心を開きましょう。
「いつくしみの特別聖年」を祝うということは、過去の束縛から抜け出すためのすべを学ぶということ。すべては変わりうるのだと、信じるということです。
囚人の皆さん。大きな痛みを体験した皆さんは、暴力や仲間外れのない、よりよい世界を作り出すための預言者となることができます。
仕事が人間性を実現するための場となり、よりよい未来につながるものとなるよう、私たち全員が努力しなければなりません。
利益や資産は、人間以上の価値を持つものではありません。むしろ、人類の共通の利益のために使われるべきものです。
2月18日(木)
神のいつくしみこそ、不正や破壊、抑圧に立ち向かうための盾であり、力であることを忘れてはいけません。
涙は、私たちの心を回心に向かって開かせるための裂け目を作り出します。
メキシコの皆さんから、愛情と希望のうちに歓迎され、受け入れられたと感じます。ドアを開き、生活の中に迎え入れてくれてありがとう。
メキシコとメキシコに住むすべての皆さん、ありがとう。主とグアダルペの聖母が、いつも皆さんと共にいて下さいますように。