フォト・レポート(18)Resettlement Area Ⅱ


スラム街の人たちのための再定住エリアの一角に、原住民ドゥマガ族の子どもたちを学校に通わせるための寄宿舎がありました。現在、9人の子どもたちがここから近隣の学校に通っているそうです。

庭に咲いていたきれいな花です。「スパニッシュ・レディー」という名前だそうですが、確かにラテンの情熱を感じさせる色ですね。

ドゥマガ族の少年が、故郷の写真を熱心に見ていました。わたしたちから見れば決して快適な住まいとは言えないジャングルですが、この子にはきっと違って見えるのでしょう。

再定住エリアの一角に、有機農業をしている水田もありました。高い値段で売れる有機農法の米や野菜を栽培し、都市の住民に売ることで再定住者の生計を支えていきたいとのことでした。