海沿いの、最も貧しい地域に入りました。ゴミ拾いで生計を立てている人たちの家です。ここまで来ると、もはや水道も電気も何もない生活になります。
子どもたちも、スラムの他の地域に比べて元気がありません。栄養状態がよくないのでしょう、できものある子どもも多かったです。
これが彼らの住む家です。付近の道は真っ黒な泥でぬかるみ、あちこちにゴミや汚物が散らばってひどい臭気を発しています。
わたしが写真を撮っているのを見たお母さんが、赤ん坊を高々と掲げながら近づいてきました。かわいい、自慢の赤ちゃんを撮ってほしかったようです。