秋の六甲山1〜山麓の風景
秋晴れのある木曜日に、教会から油こぶしを経て六甲山高山植物園までハイキングしてみました。教会から5分ほど坂道を登っていくと、左手に小さな神社の鳥居が見えてきます。中に入ると、色づき始めたモミジと神社の祠という、どこか懐かしい光景がありました。
境内の一角に植えられたこのモミジは、もうすっかり赤く色づいていました。木によっても紅葉の進み具合にばらつきがあるようです。
この木は、枝や葉によって色つき方が違っています。色とりどりできれいですね。
今回のハイキングでは、あちこちでこんな木の実を見かけました。これは一体何の実でしょう。
黄色く色づいた植込みの木の葉に近づくと、そこには秋色の世界が広がっていました。
民家の軒先で、キバナコスモスがオレンジ色の花を咲かせていました。青空とのコントラストがきれいですね。
これは黄色く染まった欅の木。欅はわたしの故郷、関東平野にもよく見られる木で、見上げているとなにか懐かしさを感じます。
直径1.5㎝ほどの、トマトのような形をした赤い実。日差しに透けて、かわいらしく輝いていました。
市街地と山林の境い目のあたり、放棄されたかつての耕作地で、ガマズミが小さな赤い実をたわわに実らせていました。目に焼き付くような、迫力のある赤です。
ガマズミは果実酒にもなるそうですから、小鳥たちにとってもごちそうでしょう。かつて灘区にも存在した里山の名残です。