山口サビエル記念聖堂の紅葉
山の上から少しずつおりて来た紅葉が、ようやく山口サビエル記念聖堂の庭まで到着しました。
わたしが住んでいる宇部の辺りでは、もう紅葉はすっかり終わってしまったのですが、名前の通り山に囲まれた山口は気候が少し違うようです。
向かいの亀山公園から教会の庭のマリア像にかけて、紅葉が美しく教会を彩っています。
真っ赤に色づいたモミジの葉。散り際のモミジは、色に深みがあるようです。
北風に負けず、最後までわたしたちの目を楽しませてくれる紅葉。「有終の美を飾る」という言葉がぴったりです。
こちらは先週、ときわ公園で見かけた紅葉。ところどころ散り始めていましたが、まだまだ見事でした。
真っ赤に色づいたモミジ。5月頃の新緑のモミジが、ここまで赤くなるというのは本当に不思議です。
散り残った桜の葉。春の桜の名所は、そのまま紅葉の名所です。
透過光で、葉脈の一本一本までよく見えました。神様は、葉っぱの一枚一枚まで丁寧に仕上げておられます。
1か月余りにわたって心を和ませてくれた紅葉。今年はこれで終わりでしょう。モノトーンの冬がやって来る前に、その鮮やかな姿をしっかり目に焼き付けておきたいと思います。