フォト・ライブラリー(504)山口サビエル記念聖堂の紅葉

山口サビエル記念聖堂の紅葉

山の上から少しずつおりて来た紅葉が、ようやく山口サビエル記念聖堂の庭まで到着しました。

わたしが住んでいる宇部の辺りでは、もう紅葉はすっかり終わってしまったのですが、名前の通り山に囲まれた山口は気候が少し違うようです。

向かいの亀山公園から教会の庭のマリア像にかけて、紅葉が美しく教会を彩っています。

真っ赤に色づいたモミジの葉。散り際のモミジは、色に深みがあるようです。

北風に負けず、最後までわたしたちの目を楽しませてくれる紅葉。「有終の美を飾る」という言葉がぴったりです。

こちらは先週、ときわ公園で見かけた紅葉。ところどころ散り始めていましたが、まだまだ見事でした。

真っ赤に色づいたモミジ。5月頃の新緑のモミジが、ここまで赤くなるというのは本当に不思議です。

散り残った桜の葉。春の桜の名所は、そのまま紅葉の名所です。

透過光で、葉脈の一本一本までよく見えました。神様は、葉っぱの一枚一枚まで丁寧に仕上げておられます。

1か月余りにわたって心を和ませてくれた紅葉。今年はこれで終わりでしょう。モノトーンの冬がやって来る前に、その鮮やかな姿をしっかり目に焼き付けておきたいと思います。