2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

《皆さまへの御礼と御報告》

皆さまへの御礼と御報告 11月6日の朝に高熱を出して寝込んで以来、大事をとって休養しておりましたが、本日ようやく教会に復帰することができましたので御報告いたします。皆さまに多大なご迷惑をおかけし申し訳ありませんでしたが、これからは健康管理に一…

カルカッタ報告(52)8月27日フーグリー川

ネタジ室内競技場を通り過ぎると、前方に沐浴場の建物が見えてきた。川沿いに立っている建物や木にさえぎられて水面はまだ見えないが、あの建物の向こう側に川が流れていることは間違いがない。 インドを代表する大河、ガンジス川は下流でいくつかの川に別れ…

カルカッタ報告(51)8月27日ネタジ室内競技場

イーデン・ガーデンを過ぎると、今度は左手の奥の方に大きな体育館が見えてきた。ネタジ室内競技場だ。13,000人を収容する巨大なこの建物は、1997年9月13日、マザー・テレサの国葬が行われたことで全世界にその名が知れ渡った。 葬儀の様子は、わたしもテレ…

カルカッタ報告(50)8月27日エスプラネード②

エスプラネード(esplanade)というのは、そもそも英語で遊歩道を意味している。カルカッタのセントラル・パークとも言うべきマイ・ダーンの北端に、かつて快適な遊歩道があったらしい。それがそのまま固有名詞化して地名になった。その辺りは、今では大きなバ…

カルカッタ報告(49)8月27日エスプラネード①

チョーロンギー・ストリートの歩道にはたくさんの露店が出ていた。衣服、食器、カセットテープ、ポスター、工芸品、お菓子、果物、飲み物などありとあらゆるものが道端で売られている。露店の数はニュー・マーケットに近づくほど多くなり、道端を埋め尽くし…

マザー・テレサに学ぶキリスト教(14)マリアとは誰か②〜教会の伝統の中で

第14回マリアとは誰か②〜教会の伝統の中で Ⅱ.教会の伝統の中で 前回は聖書に描かれたマリアの姿を細かく確認しました。ですが、教会の伝統の中には、マリアについて聖書に書かれている以上のことが伝えられています。今回は、教会の伝統の中でマリアがどのよ…

フォト・ライブラリー(21)夕暮れの神戸港②

神戸港の日没。 灯台と夕日。 貨物船と夕日。 ライトアップされた神戸港。

フォト・ライブラリー(20)夕暮れの神戸港①

夕暮れの神戸港 2008年4月25日(晴れ) クレーンと夕日 観光船の帆 クレーンと夕日 夕暮れの神戸港 《コメント》インフルエンザで隔離されているため、写真を撮りにいくことができません。そこで、今回は神戸に来たばかりの頃に撮った神戸港の写真をご紹介した…

カルカッタ報告(48)8月27日インド博物館⑤

いろいろなことを考えながら展示物を見ているうちに、あっという間に集合の時間が近付いてきた。わたしは仏像や神像を展示している部屋を出て、他の部屋をざっと見て回ることにした。 動物学の展示室でクジラの標本を見つけた時はとてもうれしかった。体長15…

カルカッタ報告(47)8月27日インド博物館④

そんなことを思い出しながら、展示室に並べられた大小の神像を丁寧に見ていった。頭が象の神様ガネーシャ、首に人間の生首を下げたカーリー女神、踊っているシヴァ神、剣を振るうドゥルガー女神など、本当にいろいろな姿の神様がいることに改めて感心する。…

カルカッタ報告(46)8月27日インド博物館③

そんなヒンドゥー教は、マザー・テレサさえも自分の一部として飲み込もうとしている。 ヒンドゥー教には、1つの神がいろいろな形でこの世界に姿を現すという「化身」(アバター)の思想がある。例えば『ラーマーヤナ』の英雄ラーマと、『マハバーラタ』の英雄…

カルカッタ報告(45)8月27日インド博物館②

紀元前6世紀にゴータマ・シッダールタが始めた仏教は、紀元前3世紀にマウリヤ朝のアショーカ王によってインドの国教とされて以来急速にインド全土に広まり、隆盛を極めた。インドの周辺の国々にも伝えられ、中国を経て6世紀には日本にも伝わった。7世紀に、…

カルカッタ報告(44)8月27日インド博物館①

サイクル・リキシャーは、あちこちにある道のへこみを注意深く避けながら進んでいった。サダル・ストリートに入り、ブルー・スカイ・カフェの横を過ぎた辺りで博物館の倉庫の赤いレンガの壁が左前方に見えてきた。入口は大通りに面しているのだが、サイクル…

カルカッタ報告(43)8月27日インド博物館へ

バスは、出発した時と同じくマザー・ハウスの前で止まった。そこで解散だ。デュアルテ神父たちと別れて、わたしたちはマザー・ハウスの向かいにある中華料理屋さんで昼食をとった。 昼食後は、メンバーたちからのリクエストでインド博物館へ行くことになって…

フォト・ライブラリー(19)布引ハーブ園②

パイナップル・セージ。 メキシカン・セージ。 蔦の紅葉。 ジューン・ペリーの紅葉。 《コメント》摩耶山の中腹にある布引ハーブ園では、コスモスがまだ満開でした。秋咲きのバラやセージを中心としたハーブも咲き乱れていました。紅葉の季節が楽しみです。

フォト・ライブラリー(18)布引ハーブ園①

布引ハーブ園 10月29日(木)晴れ 満開のコスモス畑。 可憐なピンクのコスモス。 ウィンター・コスモス。 秋咲きのパラ。 《コメント》司牧者研修会が終わった後、夕方まで少し時間が空いたので新神戸駅の布引ハーブ園に立ち寄りました。色とりどりのコスモス…

《皆さまへのお詫び》

皆さまへのお詫び 六甲教会のチャリティー・バザーやYWCA・YMCA合同祈祷会の直前に大変申し訳ないのですが、不覚にも今朝から高熱を発し、インフルエンザと診断されてしまいました。季節性か新型かは分からないのですが、新型インフルエンザが猛威をふるって…

やぎぃの日記(61)吉村先生と語る会

先週の土曜日、「ともに考える会」で六甲学院教諭の吉村信夫先生にお話していただいた。改めて紹介するまでもないと思うが、吉村先生と言えば「信徒の時代」の先駆けとして長年にわたって活躍してこられた方だ。今も日本各地の教会に招かれ、講演会活動を続…

バイブル・エッセイ(102)今日も明日も

ちょうどそのとき、ファリサイ派の人々が何人か近寄って来て、イエスに言った。「ここを立ち去ってください。ヘロデがあなたを殺そうとしています。」イエスは言われた。「行って、あの狐に、『今日も明日も、悪霊を追い出し、病気をいやし、三日目にすべて…

《ランパス講演会・終了御礼》

ランパス講演会・終了御礼 先日ブログでお知らせした病院ボランティア会ランパス主催の講演会が、無事終わりました。椎野悳子さんを初めとするランパスの皆さま、事前準備や当日の会場運営など本当にありがとうございました。このような機会を与えていただい…

フォト・ライブラリー(17)宝塚黙想の家

宝塚黙想の家 10月28日(水)晴れ 庭の大木と黙想の家。 真っ赤に色づいたモミジ。 一枝の紅葉。 緑と赤のコントラスト。 《コメント》宝塚黙想の家で行われた、大阪教区の宣教師司牧者研修会に参加してきました。簡単には書けないほど深刻な課題を突き付けら…

バイブル・エッセイ(101)違いを越えて

そのころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈って夜を明かされた。朝になると弟子たちを呼び集め、その中から十二人を選んで使徒と名付けられた。それは、イエスがペトロと名付けられたシモン、その兄弟アンデレ、そして、ヤコブ、ヨハネ、フィリポ、バル…

マザー・テレサに学ぶキリスト教(13)マリアとは誰か①〜聖書に描かれたマリア

第13回マリアとは誰か①〜聖書に描かれたマリア Ⅰ.聖書に描かれたマリア マザーはいつも、「マリアを通して全てをイエスにお捧げしなさい」と言っていました。マリアの生き方に倣って、イエスに全てを捧げなさいということです。「御心のままになりますように…

カルカッタ報告(42)8月27日ハンセン氏病センター⑤

施設を一通り見て回ったあと、再び線路を渡って最初の会議室に戻った。歩き回って少し疲れたわたしたちのために、ブラザーがビスケットとチャイを用意してくれた。 日本人のボランティアたちと一緒に席につき、施設を見た感想などを話していると、デュアルテ…