フォト・ライブラリー(406)天橋立と成相寺の紅葉2013

天橋立成相寺の紅葉2013

京都暁星高校での講演会のため、京都府宮津市に行ってきました。宮津と言えば、日本三景の一つ、天橋立で有名な場所。まずは、天橋立を観光させてもらいました。この日は、雨が何日も続いたあとの久しぶりの快晴で、天橋立の上にとてもきれいな雲が出ていました。まるで、天女か鳳凰のように見えます。

天橋立を見下ろす傘松公園からは、丹後半島の眺めも最高です。遠くには福井も見えています。

傘松公園から、山道をしばらく登って成相寺へ。8世紀に建立された、とても由緒あるお寺です。境内では、紅葉がピークを迎えようとしていました。

紅葉は、やはり透過光で見るのが一番。まるでステンドグラスのような美しさです。

緑から黄色、オレンジ、赤へと変わっていく紅葉の変化をこの木1本で楽しめます。

何度も襲来した台風の影響で、傷ついた葉が目立つ今年の紅葉ですが、それはそれで味わいがあります。

真っ青な空が、紅葉の美しさを引き立てます。お天気の恵みに感謝。

成相寺の展望台から見た絶景。「日本一の眺望」と看板に書かれていましたが、確かにそうかもしれません。

まるで、空から降ってきた炎のような真紅の紅葉。色の世界に呑みこまれてしまいそうです。

枝に顔を近づけると、風に揺れたモミジが擦れ合うかすかな音が。まるで、モミジたちが何かささやき合っているようにも聞こえます。

これだけ真っ赤に染まるモミジは珍しいかもしれません。日本三景の一部と言っていいくらい見事な紅葉でした。

紅葉の美しさに夢中になっているうちに、日が傾いてきました。夕暮れ時の天橋立の景色。昼間とは違った趣があります。

約3キロほど続く天橋立の海岸線を歩いて宮津の街まで戻りました。とても気持ちのいい散歩道です。

翌朝は、打って変わって激しい雨。天橋立の上の山々にも雲がかかっていました。「弁当は忘れても傘は忘れるな」と言われるくらい、宮津の天気はとても変わりやすいそうです。

カトリックの信徒が中心になって運営している京都暁星高校。全校生徒200人の、とてもアットホームな感じの学校です。校舎のあちこちに、木材が使われているのも印象的でした。

講演会のあと、宮津教会に立ち寄りました。細川ガラシャの主人、細川忠興宮津の領主だった縁で、教会の裏手の公園には細川ガラシャの像が建てられていました。1泊2日でしたが、宮津の魅力を満喫することができました。神に感謝。

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