フォト・ライブラリー(212)ヤッホー会新年登山〜part 2

ヤッホー会新年登山〜part 2

船の材料や燃料としてほとんどの木が伐採され、かつては禿山だったこともある六甲山には、大きな木があまり残っていません。例外は寺院によって樹木が守られていた旧摩耶山天上寺の周辺です。天上寺跡が近づいてくると、しだいにこのような大木が姿を見せ始めます。

中でも特に大きな木は、神木として祀られています。このようにしめ縄をかけ、お正月飾りをした木をところどころで見かけました。

昭和51年の大火災で廃寺になった天上寺跡が近づいてくると、立派な石垣や石段も姿を見せます。今となってはほとんど訪れる人もいない山道に、こんなに立派な石垣があるのが不思議に感じられます。

神戸の街を見下ろす旧摩耶山天上寺の境内から、大声で「ヤッホー」と叫ぶヤッホー会の面々。山の爽やかな空気を肺にたっぷり吸い込んで大声で叫ぶと、気持ちが本当にすっきりします。

境内を抜けて、さらに山道を進んでいきます。ここまで来れば、標高690mの摩耶山山頂まではあと一息です。