2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

祈りの小箱(224)『奇跡を起こす人』

『奇跡を起こす人』 奇跡とは一体何でしょう。自然の法則に反する思いがけない出来事、わたしたち人間の目から見たときに「こんなこと、絶対にありえない」と思うような出来事だと言っていいでしょう。それは、海が割れて道ができたり、水の上を歩いたりする…

バイブル・エッセイ(451)『声の響きを聞き分ける』

『声の響きを聞き分ける』 「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。羊飼いでなく、自分の羊を持たない雇い人は、狼が来るのを見ると、羊を置き去りにして逃げる。――狼は羊を奪い、また追い散らす。――彼は雇い人で、羊のことを心にか…

フォト・ライブラリー(456)教会の庭のスズメたち

教会の庭のスズメたち 教会の庭に毎日やって来るスズメたち。今回は身近から見た、スズメたちの日常生活をお届けします。まずは、水飲み場に集まったスズメたち。久しぶりの晴れ間に、「天気がよくなってよかったね」とでも話しているのでしょうか。 しっぽ…

フォト・ライブラリー(455)江汐公園のミツバツツジ2015

江汐公園のミツバツツジ2015 山陽小野田市にある江汐公園で、コバノミツバツツジが満開を迎えました。花々に彩られた4月の湖畔の散歩、どうぞお楽しみください。 青空に向かって咲き誇るコバノミツバツツジ。平戸ツツジと比べるとずいぶん小さな花ですが、密…

バイブル・エッセイ(450)『手と足を見なさい』

『手と足を見なさい』 そのとき、エルサレムに戻った二人の弟子は、道で起こったことや、パンを裂いてくださったときにイエスだと分かった次第を話した。こういうことを話していると、イエス御自身が彼らの真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と…

祈りの小箱(223)『ありのままの輝き』

『ありのままの輝き』 たくさんの人の前で話さなければならないとき、歌や踊り、朗読などを披露しなければならなくなったときなど、わたしたちはつい「ちょっとでも自分をよく見せたい」と考えてしまいがちです。なぜでしょう。それは、ありのままの自分では…

フォト・ライブラリー(454)Sr.渡辺和子訪問&岡山城・後楽園散策

Sr.渡辺和子訪問&岡山城・後楽園散策 『世界で一番たいせつなあなたへ〜マザー・テレサからの贈り物』(PHP研究所刊)が発売されて1ヶ月。推薦文を頂いたお礼と近況報告のため、絵を担当してくださったアーティストRIEさん、編集のOさんと一緒にSr.渡辺和子を…

フォト・ライブラリー(453)春の花々〜宇部教会とその周辺にて

春の花々〜宇部教会とその周辺にて ソメイヨシノが散ったあとも、次々と春の花が咲き続ける宇部市琴芝町。教会の庭やご近所で見かけた春の花たちをご紹介します。まずは、琴芝駅の近くで出会ったしだれ桜から。 ソメイヨシノよりもピンクの色が濃いしだれ桜…

バイブル・エッセイ(449)『見えないものを信じる』

『見えないものを信じる』 十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみ…

【ゴールデン・ウィークのイベント】

【片柳神父のお話会in神戸】 神戸時代にお世話になったセント・ポール神戸からのお誘いで、この度、1年ぶりに神戸でお話会をすることになりました。テーマは「マザー・テレサからの贈り物」。PHP研究所から発売された新刊『世界で一番たいせつなあなたへ』に…

祈りの小箱(222)『真に偉大な人』

『真に偉大な人』 権力を手に入れたり、周りの人たちから誉められたり、大金を手に入れたりすると、なんだか自分が偉くなったような気分になります。何かを持っていることによって、自分の価値が上がったような錯覚が生まれてくるのです。その錯覚がさらに進…

【世界で一番たいせつなあなたへ〜マザー・テレサからの贈り物】

『世界で一番たいせつなあなたへ〜マザー・テレサからの贈り物』 【最新情報】 『世界で一番たいせつなあなたへ〜マザー・テレサからの贈り物』(PHP研究所刊)が発売されて、まもなく1ヶ月。皆さまの応援とお祈りのお蔭で、日々、たくさんの恵みを頂いていま…

フォト・ライブラリー(452)雨の中の桜

雨の中の桜 咲いた途端、激しい雨に見舞われた今年の桜。このまま散らせてしまうのはもったいないと思って、雨の中の桜を撮影してみました。 雨に濡れて咲くしだれ桜。晴れた日とは違った美しさがあります。 しっとりとした優しいピンク色の花びら。雨つぶが…

フォト・ライブラリー(451)宇部・小野田の桜2015

宇部・小野田の桜2015 改めまして、ご復活おめでとうございます。今回は、わたしが司牧を担当している宇部・小野田地区の桜をご紹介したいと思います。まずは、小野田老人ホームのすぐ近くにある須江公園の桜から。満開の桜の下で、たくさんの人たちが、それ…

バイブル・エッセイ(448)『墓の扉は開かれている』

『墓の扉は開かれている』 週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに…

バイブル・エッセイ(447)『墓は空っぽ』

『墓は空っぽ』 安息日が終わると、マグダラのマリア、ヤコブの母マリア、サロメは、イエスに油を塗りに行くために香料を買った。そして、週の初めの日の朝ごく早く、日が出るとすぐ墓に行った。彼女たちは、「だれが墓の入り口からあの石を転がしてくれるで…

バイブル・エッセイ(446)『ゆるしの使命』

『ゆるしの使命』 イエスは、すべてのことが今や成し遂げられたのを知り、「渇く」と言われた。こうして、聖書の言葉が実現した。そこには、酸いぶどう酒を満たした器が置いてあった。人々は、このぶどう酒をいっぱい含ませた海綿をヒソプに付け、イエスの口…

バイブル・エッセイ(445)『互いの足を洗う』

『互いの足を洗う』 過越祭の前のことである。イエスは、この世から父のもとへ移る御自分の時が来たことを悟り、世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。夕食のときであった。既に悪魔は、イスカリオテのシモンの子ユダに、イエスを裏切る考えを…

フォト・ライブラリー(450)広島の桜2015

広島の桜2015 年の黙想が明け、昨日、宇部に戻ってまいりました。皆さまのお祈りのお蔭で、本当に豊かな恵みのときを過ごさせていただくことができました。感謝の思いを込めて、黙想開け第一弾のアップは広島の桜の写真です。 寺院建築を模したイエズス会長…