バイブル・エッセイ(1044)十字架を背負う

十字架を背負う 大勢の群衆が一緒について来たが、イエスは振り向いて言われた。「もし、だれかがわたしのもとに来るとしても、父、母、妻、子供、兄弟、姉妹を、更に自分の命であろうとも、これを憎まないなら、わたしの弟子ではありえない。自分の十字架を…

【講演会in神戸】マザー・テレサに学ぶ祈りの心

【講演会in神戸】マザー・テレサに学ぶ祈りの心 1997年にマザー・テレサが帰天して、今年で25年。この機会に、マザー・テレサを支えた祈りについてお話しさせて頂きます。マザーは、何をどう祈ったのか、どうすればわたしたちもマザーのように生きられるのか…

こころの道しるべ(131)全身で語る

全身で語る 心の底からあふれ出す笑顔、きらきら輝く目、相手の話を一言漏らさず聞こうとする耳は、「あなたが大切だ」というメッセージを、どんな言葉よりも雄弁に伝えます。言葉だけでなく、全身で愛を語りましょう。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの…

バイブル・エッセイ(1043)謙虚に生きる

謙虚に生きる イエスは、招待を受けた客が上席を選ぶ様子に気づいて、彼らにたとえを話された。「婚宴に招待されたら、上席に着いてはならない。あなたよりも身分の高い人が招かれており、あなたやその人を招いた人が来て、『この方に席を譲ってください』と…

こころの道しるべ(130)苦しみの中にこそ

苦しみの中にこそ 苦しみの中で、わたしたちは自分のどこが弱いか知ることができます。弱さを知って謙虚さを身に着けることができます。自分と同じ苦しみを味わっている人に共感できるようになります。人間の成長は、苦しみの中にこそあるのです。 『こころ…

バイブル・エッセイ(1042)天国の戸口

天国の戸口 イエスは町や村を巡って教えながら、エルサレムへ向かって進んでおられた。すると、「主よ、救われる者は少ないのでしょうか」と言う人がいた。イエスは一同に言われた。「狭い戸口から入るように努めなさい。言っておくが、入ろうとしても入れな…

こころの道しるべ(129)心を亡くす

心を亡くす 「忙しい」は、「心を亡くす」と書きます。たくさんの仕事に追われているとき、わたしたちは自分を守るのに必死で、人を思いやることができなくなってしまうのです。人を思いやる心を失うほど、自分を追い詰めないようにしましょう。 『こころの…

バイブル・エッセイ(1041)委ねる者の幸い

委ねる者の幸い そのころ、マリアは出かけて、急いで山里に向かい、ユダの町に行った。そして、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。マリアの挨拶をエリサベトが聞いたとき、その胎内の子がおどった。エリサベトは聖霊に満たされて、声高らかに言った…

バイブル・エッセイ(1040)分裂を越えて

分裂を越えて 「わたしが来たのは、地上に火を投ずるためである。その火が既に燃えていたらと、どんなに願っていることか。しかし、わたしには受けねばならない洗礼がある。それが終わるまで、わたしはどんなに苦しむことだろう。あなたがたは、わたしが地上…

こころの道しるべ(128)神さまの勝ち

神さまの勝ち 誰かとけんかをしたときは、「自分が勝つか、相手が勝つか」と考えず、「悪魔が勝つか、神さまが勝つか」と考えましょう。憎しみに負ければ悪魔の勝ち、愛が憎しみを打ち破れば神さまの勝ちです。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの言葉366』…

バイブル・エッセイ(1039)愛に目を覚ます

愛に目を覚ます 「腰に帯を締め、ともし火をともしていなさい。主人が婚宴から帰って来て戸をたたくとき、すぐに開けようと待っている人のようにしていなさい。主人が帰って来たとき、目を覚ましているのを見られる僕たちは幸いだ。はっきり言っておくが、主…

こころの道しるべ(127)利益にならないこと

利益にならないこと 自分の利益にならないことを、「無駄なことだ」と切り捨ててゆくと、最後には人生そのものが無駄なことのように思えてきます。人生の意味は、自分の利益にならないこと、自分以外の誰かのために尽くすことの中にこそあるのです。 『ここ…

バイブル・エッセイ(1038)本当に大切なもの

本当に大切なもの そのとき、群衆の一人が言った。「先生、わたしにも遺産を分けてくれるように兄弟に言ってください。」イエスはその人に言われた。「だれがわたしを、あなたがたの裁判官や調停人に任命したのか。」そして、一同に言われた。「どんな貪欲に…

こころの道しるべ(126)心をまっすぐ整える

心をまっすぐ整える 目標に向かって心をまっすぐ整えれば、生活もまっすぐ整ってゆきます。目標を見失って心がぶれ始めると、生活も同じようにぶれ始めます。生活を整えたいなら、まず心を整えることから始めましょう。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの…

バイブル・エッセイ(1037)何を求めて祈るのか

何を求めて祈るのか イエスはある所で祈っておられた。祈りが終わると、弟子の一人がイエスに、「主よ、ヨハネが弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈りを教えてください」と言った。そこで、イエスは言われた。「祈るときには、こう言いなさい。『父よ…

こころの道しるべ(125)愛の報酬

愛の報酬 誰かのために尽くしても、見返りがあるとは限りません。見返りを求めないで自分を差し出すときに、心の底から湧き上がる喜びこそ、見返りを求めない愛の報酬なのです。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの言葉366』(教文館刊) ※このカードはこち…

バイブル・エッセイ(1036)必要なことは一つだけ

必要なことは一つだけ イエスはある村にお入りになった。すると、マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。彼女にはマリアという姉妹がいた。マリアは主の足もとに座って、その話に聞き入っていた。マルタは、いろいろのもてなしのためせわしく立ち働いて…

こころの道しるべ(124)意味は必ずある

意味は必ずある 大きな失敗をしたときや、思った通りに生きられないとき、わたしたちはつい「こんな人生には意味がない」 と思ってしまいます。ですが、それは、「人生の意味を見失った」ということに過ぎません。生きている限り、意味は必ずあるのです。 『…

バイブル・エッセイ(1035)心に刻まれた掟

心に刻まれた掟 ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試そうとして言った。「先生、何をしたら、永遠の命を受け継ぐことができるでしょうか。」イエスが、「律法には何と書いてあるか。あなたはそれをどう読んでいるか」と言われると、彼は答えた。「『心…

こころの道しるべ(123)一段上の土俵

一段上の土俵 誰かから悪口を言われたとき、むきになって言い返せば、相手と同じ土俵に乗ることになります。「なぜ、こんなことを言うのだろう」「どうしたら、この人とうまくやってゆけるだろう」と考えることで、もう一段上の土俵に上がりましょう。 『こ…

【新刊】『何を信じて生きるのか』刊行記念サイン会

新刊『何を信じて生きるのか』刊行記念サイン会 新刊『何を信じて生きるのか』(7月23日発売)の刊行を記念して8月1日、2日の両日、銀座・教文館でサイン会を行います。教文館キリスト教書部に電話かメールでお申し込みください。以前に買った本のサインも受…

バイブル・エッセイ(1034)宣教の旅に必要なもの

宣教の旅に必要なもの 主はほかに七十二人を任命し、御自分が行くつもりのすべての町や村に二人ずつ先に遣わされた。そして、彼らに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。行…

【新刊】『みんなのやさしいおかあさん マザー・テレサ』(至光社)

みんなたいせつなかみさまのこども。ほうっておくことはできないのです。 つるみゆきさんが絵を担当し、片柳神父が文を担当した絵本『みんなのやさしいおあかさん マザー・テレサ』(至光社刊)が8月5日発売されることになりました。「苦しんでいる人がいれ…

こころの道しるべ(122)一日五分の祈り

一日五分の祈り 一日のうち五分でも祈るなら、残り二十三時間五十五分の質がまったく変わります。悲しみを喜びに、絶望を希望に、不満を感謝に、心配を信頼に変えるもの、それが祈りなのです。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの言葉366』(教文館刊) ※こ…

バイブル・エッセイ(1033)イエスと同じ愛を生きる

イエスと同じ愛を生きる イエスは、天に上げられる時期が近づくと、エルサレムに向かう決意を固められた。そして、先に使いの者を出された。彼らは行って、イエスのために準備しようと、サマリア人の村に入った。しかし、村人はイエスを歓迎しなかった。イエ…

【新刊】『何を信じて生きるのか』(PHP研究所)

人生を丸めて捨ててしまいたくなったとき、SNSのタイムラインから流れてきたツイートは...。 片柳神父の最新刊『何を信じて生きるのか』(PHP研究所刊)、7月23日発売が決定しました。物語の舞台はカトリック宇部教会。青年と神父との対話の中で、キリスト教信…

こころの道しるべ(121)偉くなっても

偉くなっても どんなに偉くなっても思い上がらない人。目の前にいる相手と、誠実に向かい合うことができる人。小さなことにも、全力で取り組むことができる人。どんなに偉くなっても、他人を見下してもよいほど偉い人などいないのです。 『こころの深呼吸~…

バイブル・エッセイ(1032)たとえわずかでも

たとえわずかでも そのとき、イエスは群衆に神の国について語り、治療の必要な人々をいやしておられた。日が傾きかけたので、十二人はそばに来てイエスに言った。「群衆を解散させてください。そうすれば、周りの村や里へ行って宿をとり、食べ物を見つけるで…

こころの道しるべ(120)本当の成長

本当の成長 悪口を言って他人を低めると、まるで自分が高くなったように感じます。ですが、それは錯覚に過ぎません。自分自身を高めることで、周りの人たちも高みへと引き上げてゆく。それが本当の成長です。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの言葉366』(…

バイブル・エッセイ(1031)信仰の道

信仰の道 わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストによって神との間に平和を得ており、このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。そればかりでなく、苦難…