2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

フォト・ライブラリー(489)教会の庭の鳥たち

教会の庭の鳥たち ある平日の昼下がり、司祭館の玄関の方から、ジッジッとかわいらしい鳴き声が聞こえました。行ってみると、玄関の前にかわいらしいモズがちょこんと座っているではありませんか。教会にはたくさんの人が訪ねてきますが、こんなお客さんは初…

祈りの小箱(212)『幸せの条件』

『幸せの条件』 たくさんの人から愛された有名人が、お酒や薬物に溺れてしまう。そんな話をときどき聞きます。たくさんの人から愛されていて幸せなはずなのに、なぜそんなことをしてしまうのでしょう。それはきっと、ありのままの自分を受け入れてくれる人が…

フォト・ライブラリー(488)平和記念公園と縮景園の鳥たち

平和記念公園と縮景園の鳥たち 会議で広島に出張。早めに到着して市内を散策しました。雨上がりの平和記念公園では、スズメたちが水浴びを楽しんでいました。 一羽が浴び始めると、次々にスズメたちがやって来ます。水浴びは、体から寄生虫を取るための大切…

祈りの小箱(211)『「できる」ことと「である」こと』

『「できる」ことと「である」こと』 教会の庭の片隅で、オキザリスが鮮やかな黄色い花を咲かせました。誰が植えたわけでもなく、まるで雑草のように繁殖している花です。小さくて目立たない花ですが、腰をかがめてじっと見つめると、まるで春の命を一身に宿…

バイブル・エッセイ(436)『馬鹿馬鹿しいほどの愛』

『馬鹿馬鹿しいほどの愛』 ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、シモンとシモンの兄弟アン…

【フランシスコ教皇の言葉】

フランシスコ教皇の言葉 ■説教・メッセージから■ 1月9日(金)朝のミサ 「無数にあるカテキズムの講座や霊性の講座、ヨガや禅のコースなどに参加することはできます。ですが、どれもあなたに『神の子』としての自由を与えることはできません。聖霊だけが、あな…

祈りの小箱(210)『天国と地獄』

『天国と地獄』 「愛とゆるしを説くキリスト教にも、地獄があるのですか」と尋ねられることがあります。残念ながら、キリスト教にも地獄はあります。ですが、幸いなことに、神様は自分の罪を悔いて救いを願う人を地獄に落すことがありません。「神が御子を世…

フォト・ライブラリー(487)山口市・亀山公園の鳥たち

山口市・亀山公園の鳥たち サビエル記念聖堂に隣接する亀山公園から県立美術館にかけての森は、ヤマガラを始めとする野鳥たちの宝庫。身近から見た鳥たちの姿をお楽しみください。まずは、苔の庭に舞い降りたヤマガラです。 木の実をくわえたヤマガラ。とて…

祈りの小箱(209)『愛することによって』

『愛することによって』 一人ぼっちで寂しいとき、わたしたちはつい「誰もわたしを愛してくれない」と思って周りの人を責めてしまいがちです。ですが、そんな風に周りの人を責めて何になるでしょう。ますます孤立し、孤独が深まるばかりです。「誰もわたしを…

バイブル・エッセイ(435)『何を求めているのか』

『何を求めているのか』 ヨハネは二人の弟子と一緒にいた。そして、歩いておられるイエスを見つめて、「見よ、神の小羊だ」と言った。二人の弟子はそれを聞いて、イエスに従った。イエスは振り返り、彼らが従って来るのを見て、「何を求めているのか」と言わ…

フォト・ライブラリー(486)江汐公園の鳥たち

江汐公園の鳥たち 高千帆小百合幼稚園での勉強会のあと、江汐公園を散歩しました。江汐公園は、鳥たちの宝庫。珍しい鳥たちの姿をご覧ください。まずは、まんまるな体がかわいらしいエナガから。 葦原の中を群れで飛び回っていたエナガたち。葦の茎の中にい…

祈りの小箱(208)『低い所まで下りてゆく』

『低いところまで下りてゆく』 友だちが崖から落ちて骨折し、助けを求めて叫んでいる。そんなとき、わたしたちはどうしたらいいでしょう。もし本当に友だちを救いたいなら、ロープを使って自分も崖の下まで降り、友だちを背負って登ってくる以外にないでしょ…

フォト・ライブラリー(485)教会の庭の鳥たち

教会の庭の鳥たち 年が明けて、ますます鳥の数が増えてきたカトリック宇部教会の庭。身近で観察した鳥たちの姿をお届けします。まずは、最近、群れをなしてやって来るようになったカワラヒワから。 風切羽の黄色いストライプが目印のカワラヒワ。「チチチチ…

【一日黙想会in北九州】

一日黙想会in北九州 北九州のコングレガシオ・ノートルダム修道会からのご依頼で、昨年、日本語訳が出版されたフランシスコ教皇の使徒的勧告『福音の喜び』に基づいた一日黙想会を行うことになりました。特に参加の条件はないそうですので、興味のある方はど…

バイブル・エッセイ(434)『愛の中で生まれ変わる』

『愛の中で生まれ変わる』 そのとき、洗礼者ヨハネはこう宣べ伝えた。「わたしよりも優れた方が、後から来られる。わたしは、かがんでその方の履物のひもを解く値打ちもない。わたしは水であなたたちに洗礼を授けたが、その方は聖霊で洗礼をお授けになる。」…

祈りの小箱(207)『共感する力』

『共感する力』 「苦しみにはどんな意味があるのか」という問いへの一つの答えは、苦しみを味わうことによって、それと同じような苦しみを味わっている人々の気持ちが想像できるようになるということだと思います。たとえば、健康なときには想像できなかった…

祈りの小箱(206)『自分の本当の価値』

『自分の本当の価値』 「何かができる。何かを持っている。だから自分は優れている。」わたしたちは、ときどきそんな考え方をしてしまうことがあります。世間ではむしろ一般的な考え方なのかもしれませんが、このような考え方こそ人間を不幸にする原因だとキ…

フォト・ライブラリー(485)陽春の鎌倉散歩

陽春の鎌倉散歩 学生時代の友人に会うために、鎌倉に行ってきました。彼と会うために鎌倉を訪れるのは、新春の恒例行事。ちょっと早めに到着して北鎌倉で下車し、鎌倉の古寺を散策しました。最初の写真は、建長寺の境内で出会ったエナガです。 こちらを見て…

【カトリック宇部教会創立80周年】

カトリック宇部教会創立80周年 改めまして、新年、明けましておめでとうございます。昨年中はたくさんのコメント、お祈りをありがとうございました。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。今年、わたしが主任司祭を務めるカトリック宇部教会は創立80周年…

バイブル・エッセイ(433)『心に納めて思い巡らす』

『心に納めて思い巡らす』 羊飼いたちは急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。その光景を見て、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。しかし…