こころの道しるべ(127)利益にならないこと

利益にならないこと 自分の利益にならないことを、「無駄なことだ」と切り捨ててゆくと、最後には人生そのものが無駄なことのように思えてきます。人生の意味は、自分の利益にならないこと、自分以外の誰かのために尽くすことの中にこそあるのです。 『ここ…

バイブル・エッセイ(1038)本当に大切なもの

本当に大切なもの そのとき、群衆の一人が言った。「先生、わたしにも遺産を分けてくれるように兄弟に言ってください。」イエスはその人に言われた。「だれがわたしを、あなたがたの裁判官や調停人に任命したのか。」そして、一同に言われた。「どんな貪欲に…

こころの道しるべ(126)心をまっすぐ整える

心をまっすぐ整える 目標に向かって心をまっすぐ整えれば、生活もまっすぐ整ってゆきます。目標を見失って心がぶれ始めると、生活も同じようにぶれ始めます。生活を整えたいなら、まず心を整えることから始めましょう。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの…

バイブル・エッセイ(1037)何を求めて祈るのか

何を求めて祈るのか イエスはある所で祈っておられた。祈りが終わると、弟子の一人がイエスに、「主よ、ヨハネが弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈りを教えてください」と言った。そこで、イエスは言われた。「祈るときには、こう言いなさい。『父よ…

こころの道しるべ(125)愛の報酬

愛の報酬 誰かのために尽くしても、見返りがあるとは限りません。見返りを求めないで自分を差し出すときに、心の底から湧き上がる喜びこそ、見返りを求めない愛の報酬なのです。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの言葉366』(教文館刊) ※このカードはこち…

バイブル・エッセイ(1036)必要なことは一つだけ

必要なことは一つだけ イエスはある村にお入りになった。すると、マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。彼女にはマリアという姉妹がいた。マリアは主の足もとに座って、その話に聞き入っていた。マルタは、いろいろのもてなしのためせわしく立ち働いて…

こころの道しるべ(124)意味は必ずある

意味は必ずある 大きな失敗をしたときや、思った通りに生きられないとき、わたしたちはつい「こんな人生には意味がない」 と思ってしまいます。ですが、それは、「人生の意味を見失った」ということに過ぎません。生きている限り、意味は必ずあるのです。 『…

バイブル・エッセイ(1035)心に刻まれた掟

心に刻まれた掟 ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試そうとして言った。「先生、何をしたら、永遠の命を受け継ぐことができるでしょうか。」イエスが、「律法には何と書いてあるか。あなたはそれをどう読んでいるか」と言われると、彼は答えた。「『心…

こころの道しるべ(123)一段上の土俵

一段上の土俵 誰かから悪口を言われたとき、むきになって言い返せば、相手と同じ土俵に乗ることになります。「なぜ、こんなことを言うのだろう」「どうしたら、この人とうまくやってゆけるだろう」と考えることで、もう一段上の土俵に上がりましょう。 『こ…

【新刊】『何を信じて生きるのか』刊行記念サイン会

新刊『何を信じて生きるのか』刊行記念サイン会 新刊『何を信じて生きるのか』(7月23日発売)の刊行を記念して8月1日、2日の両日、銀座・教文館でサイン会を行います。教文館キリスト教書部に電話かメールでお申し込みください。以前に買った本のサインも受…

バイブル・エッセイ(1034)宣教の旅に必要なもの

宣教の旅に必要なもの 主はほかに七十二人を任命し、御自分が行くつもりのすべての町や村に二人ずつ先に遣わされた。そして、彼らに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。行…

【新刊】『みんなのやさしいおかあさん マザー・テレサ』(至光社)

みんなたいせつなかみさまのこども。ほうっておくことはできないのです。 つるみゆきさんが絵を担当し、片柳神父が文を担当した絵本『みんなのやさしいおあかさん マザー・テレサ』(至光社刊)が8月5日発売されることになりました。「苦しんでいる人がいれ…

こころの道しるべ(122)一日五分の祈り

一日五分の祈り 一日のうち五分でも祈るなら、残り二十三時間五十五分の質がまったく変わります。悲しみを喜びに、絶望を希望に、不満を感謝に、心配を信頼に変えるもの、それが祈りなのです。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの言葉366』(教文館刊) ※こ…

バイブル・エッセイ(1033)イエスと同じ愛を生きる

イエスと同じ愛を生きる イエスは、天に上げられる時期が近づくと、エルサレムに向かう決意を固められた。そして、先に使いの者を出された。彼らは行って、イエスのために準備しようと、サマリア人の村に入った。しかし、村人はイエスを歓迎しなかった。イエ…

【新刊】『何を信じて生きるのか』(PHP研究所)

人生を丸めて捨ててしまいたくなったとき、SNSのタイムラインから流れてきたツイートは...。 片柳神父の最新刊『何を信じて生きるのか』(PHP研究所刊)、7月23日発売が決定しました。物語の舞台はカトリック宇部教会。青年と神父との対話の中で、キリスト教信…

こころの道しるべ(121)偉くなっても

偉くなっても どんなに偉くなっても思い上がらない人。目の前にいる相手と、誠実に向かい合うことができる人。小さなことにも、全力で取り組むことができる人。どんなに偉くなっても、他人を見下してもよいほど偉い人などいないのです。 『こころの深呼吸~…

バイブル・エッセイ(1032)たとえわずかでも

たとえわずかでも そのとき、イエスは群衆に神の国について語り、治療の必要な人々をいやしておられた。日が傾きかけたので、十二人はそばに来てイエスに言った。「群衆を解散させてください。そうすれば、周りの村や里へ行って宿をとり、食べ物を見つけるで…

こころの道しるべ(120)本当の成長

本当の成長 悪口を言って他人を低めると、まるで自分が高くなったように感じます。ですが、それは錯覚に過ぎません。自分自身を高めることで、周りの人たちも高みへと引き上げてゆく。それが本当の成長です。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの言葉366』(…

バイブル・エッセイ(1031)信仰の道

信仰の道 わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストによって神との間に平和を得ており、このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。そればかりでなく、苦難…

こころの道しるべ(119)自分の立ち位置

自分の立ち位置 思い上がっては失敗して落ち込み、また思い上がっては失敗して落ち込む。そんなことを何十回、何百回と繰り返しているうちに、きっといつか、高すぎもせず低すぎもしない自分の立ち位置を見つけられるでしょう。 『こころの深呼吸~気づきと…

バイブル・エッセイ(1030)聖霊の働き

聖霊の働き 「あなたがたは、わたしを愛しているならば、わたしの掟を守る。わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、…

こころの道しるべ(118)怒りの原因

怒りの原因 疲れているときに、相手の何気ない一言に怒りを感じたなら、その怒りは、相手ではなく体の疲れが生んだもの。その怒りは、相手にぶつけるべき怒りではなく、疲れが取れるまでじっとこらえるべき怒りです。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの言…

バイブル・エッセイ(1029)天からの祝福

天からの祝福 そのとき、イエスは弟子たちに言われた。「聖書には次のように書いてある。『メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。また、罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる』と。エルサレムから…

こころの道しるべ(117)まずは自分から

まずは自分から 「誰もわたしを大切にしてくれない」と嘆く前に、「わたしは周りの人を大切にしているだろうか」と自分に問いかけましょう。「誰もわたしの話を聞いてくれない」と嘆く前に、「わたしは人の話をよく聞いているだろうか」と自分に問いかけまし…

バイブル・エッセイ(1028)心を騒がせるな

心を騒がせるな 「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。わたしを愛さない者は、わたしの言葉を守らない。あなたがたが聞いている言葉はわたしのものではなく、わたしをお…

こころの道しるべ(116)「好き」と「愛する」

「好き」と「愛する」 「好き」というのは、相手が自分にとって好ましい限り、その人と一緒にいるということ。「愛する」というのは、相手が好ましさをすべて失ったとしても、その人がその人である限り寄り添い続けるということです。 『こころの深呼吸~気…

バイブル・エッセイ(1027)ゆるしの頂点

ゆるしの頂点 さて、ユダが晩餐の広間から出て行くと、イエスは言われた。「今や、人の子は栄光を受けた。神も人の子によって栄光をお受けになった。神が人の子によって栄光をお受けになったのであれば、神も御自身によって人の子に栄光をお与えになる。しか…

こころの道しるべ(115)いま出来ること

いまできること 「これからどうなるんだろう」と心配ばかりしていれば、大切な今を無駄にしてしまいます。そんな時間があれば、「自分は、今できること、今すべきことをきちんとしているだろうか」と考えましょう。未来は、今の延長線上にしかないのです。 …

バイブル・エッセイ(1026)声を聞き分ける

声を聞き分ける そのとき、イエスは言われた。「わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う。わたしは彼らに永遠の命を与える。彼らは決して滅びず、だれも彼らをわたしの手から奪うことはできない。わたしの父がわ…

こころの道しるべ(114)すべてを変える力

すべてを変える力 祈っても何も変わらないと言いますが、たった一つだけ変わるものがあります。それは自分自身です。自分が変わればすべてが変わります。祈りには、すべてを変える力があるのです。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの言葉366』(教文館刊)…