昨日の晩、六甲教会で歌と沈黙による祈りの集い「テゼの祈りin神戸」が行われた。訪日中のテゼ共同体のブラザー、ギランさんを指導に招いての本格的なテゼの集いだった。わたしはそれほどテゼに詳しいわけでもないのだが、行きがかり上今回の集いの呼びかけ人の1人になり、会場を準備するという大役を引き受けてしまった。
そもそも今回の集いは、昨年の「神戸市民クリスマス」に端を発している。市民クリスマスの準備委員会にたまたま聖公会と日本基督教団の若い教職者の方々が参加しておられ、彼らと親しくなったのがことの始まりだ。復活祭のときには、このブログでも紹介したとおり、彼らと一緒に若者を中心としたテゼ形式の祈りの集いをした。そのときの体験がとてもよかったので、ぜひまたやろうということになっていたところへブラザー・ギラン来日の知らせが入り、今回の企画となった。
ギランさんの指示に従って開始の3時間前くらいから準備が始まった。キャンドルやイコンはもともと教会にあったし、近所の教会からも持ってきてくださったので豊富だった。ギランさんのアドバイスに従ってそれを並べていくうちに、1時間ほどで立派なテゼ式の祭壇が出来上がった。
開始の1時間くらい前から参加者の方々が到着し始めた。平日の夜だし、雨も降っているからきっと参加者は50〜100人くらいだろうと予想していたのだが、予想以上にたくさんの方が集まってくださった。途中で準備していたパンフレットがなくなり増刷するということにまでなった。結局、遅れてきた方も含めると参加者は200人を超えたようだった。
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※写真の解説…イコンとキャンドルで飾られた祭壇。