2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

祈りの小箱(184)『こんな小さなことでも』

『こんな小さなことでも』 聖書の中に、5つのパンと2匹の魚をイエスに差し出した少年の話しが出てきます。少年が差し出したわずかなパンと魚をイエスが受け取り、感謝の祈りを捧げてみんなに分けた。すると5000人もの人を満腹させることができたというのです…

フォト・ライブラリー(465)焼野海岸の夕陽

焼野海岸の夕陽 すべての務めを終えた日曜日の夕方、急に夕陽が見たくなったので、教会から車で20分ほどのところにある焼野海岸まで行ってきました。すべての疲れを取り去ってくれる、とても優しい夕陽でした。 潮だまりの一つひとつを夕日がオレンジ色に染…

バイブル・エッセイ(417)『考え直す』

『考え直す』 「あなたたちはどう思うか。ある人に息子が二人いたが、彼は兄のところへ行き、『子よ、今日、ぶどう園へ行って働きなさい』と言った。兄は『いやです』と答えたが、後で考え直して出かけた。弟のところへも行って、同じことを言うと、弟は『お…

フォト・ライブラリー(464)小野田老人ホームの秋の花々

eco" style="font-weight:bold;color:#0000FF;">小野田老人ホームの秋の花々 今回は、コスモスやオミナエシ、シオンなど、秋の花々が咲き誇る小野田老人ホームの花たちを紹介したいと思います。 老人ホーム利用者の皆さんを優しく見守る聖母マリア。どこまで…

祈りの小箱(183)『神様の期待』

『神様の期待』 神様は、わたしちの父であり、わたしたちを無条件に愛して下さる方。ですが、その神様がときにわたしたちを試練に会わせることがあります。思いがけない病気や事故、人間関係のトラブルなどを、わたしたちに与えることがあるのです。その理由…

フォト・ライブラリー(463)彼岸花の風景2014

彼岸花の風景2014 美祢(みね)の刑務所に向かう途中で、田んぼの畔のあちこちに、真っ赤な彼岸花が咲く美しい風景に出会いました。まるで日本の原風景のようなのどかな景色をお楽しみください。 金色の稲穂がそよぐ田んぼの畔に、彼岸花の真っ赤なストライプ…

【福島復興講座「一歩を踏み出す力〜マザー・テレサの生涯に学ぶ】

福島復興講座「一歩を踏み出す力〜マザー・テレサの生涯に学ぶ」 9月15日、福島市の「桜の聖母短期大学」で行われた福島復興講座の様子を、Youtubeにアップしていただきました。どうぞお役立てください。当日お忙しい中を駆けつけて下さったすべての皆さん、…

祈りの小箱(182)『自分を乗り越えてゆく力』

『自分を乗り越えてゆく力』 「苦しみを乗り越える」とはどういうことでしょう。あらゆる手を尽くして苦しみの原因を取り除き、苦しみを滅ぼしてしまうということでしょうか。そうではないでしょう。もし相手が病気や年齢、経済や気候の変動などであれば、ど…

バイブル・エッセイ(416)『愛の尺度』

『愛の尺度』 夕方になって、ぶどう園の主人は監督に、『労働者たちを呼んで、最後に来た者から始めて、最初に来た者まで順に賃金を払ってやりなさい』と言った。そこで、五時ごろに雇われた人たちが来て、一デナリオンずつ受け取った。最初に雇われた人たち…

フォト・ライブラリー(462)サンセット・フライト〜山口宇部・羽田

サンセット・フライト〜山口宇部・羽田 福島に向かう旅の途中、山口宇部空港から羽田空港に向かう飛行機の窓から、とてもきれいな景色を見ることができました。今回は、空の旅をお楽しみください。まずは、上から眺めたひつじ雲。もこもこした、羊たちの背中…

【フランシスコ教皇の言葉】

フランシスコ教皇の言葉 ■説教・メッセージから■ 9月11日(木)朝のミサ 「キリスト教徒の生活は、自分のへそを眺めるような自己満足であってはいけません。人々に自分を与えるために、自分の中から出るものです。贈り物であり、自分を省みない愛なのです。」 …

【福島はいま〜2014年9月、福島市・南相馬市】

福島はいま〜2014年9月、福島市・南相馬市 福島市、桜の聖母短期大学の公開講座「福島復興講座」でマザー・テレサのお話をさせていただくため、2泊3日で福島に行ってきました。福島のいまの様子をご紹介したいと思います。まずは、福島(ふくしま)と神戸(こう…

バイブル・エッセイ(415)『命を捧げるほどの愛』

『命を捧げるほどの愛』 天から降って来た者、すなわち人の子のほかには、天に上った者はだれもいない。そして、モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである。神は、そ…

フォト・ライブラリー(461)教会の花々〜秋の訪れ

教会の花々〜秋の訪れ この数日、急に気温が下がってすっかり秋めいてきました。教会の花も、夏の花から秋の花に交代です。庭の花壇では、ピンク色のコスモスが咲き始めました。花壇一杯に、数百本のコスモスが植えられています。 満開を迎えたブルー・サル…

祈りの小箱(181)『待つのも信仰』

『待つのも信仰』 事故や病気、突然の人事異動や会社の倒産など、思いがけない出来事によって自分の将来がどうなるかわからなくなったとき、わたしたちはつい悪い方へと考えてしまいがちです。例えば、「もしかするとリストラの対象になるかもしれない」と告…

祈りの小箱(180)『心を深く掘れば』

『心を深く掘れば』 仕事に追われる日が続いて心身に疲れが溜まってくると、ふと癒しを求めてどこかに出かけたくなることがあります。遠くの山や川、海に出かけて、そこでのんびりしたいと考えるのです。そこまでできなくても、せめて近くの温泉、カラオケ、…

【カトリック宇部教会80周年記念行事、始動!】

カトリック宇部教会80周年記念行事、始動! 1935年にカトリック宇部教会が創立されてから、来年で80年。この節目に当たって、『置かれた場所で咲きなさい』(幻冬舎)でおなじみのシスター渡辺和子を宇部の地にお招きし、講演会を開催することになりました。 今…

祈りの小箱(179)『何をすべきなんだろう』

『何をすべきなんだろう』 「あれもしたい、けれどもこれもあきらめきれない」と、さまざまな思いに翻弄されて人生の道に迷いそうになったとき、自分が本当にしたいことを見極めるのはとても大切なことです。したいことはたくさんあるけれど、どれが自分にと…

バイブル・エッセイ(414)『心を一つにして祈る』

心を一つにして祈る 「はっきり言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、天上でもつながれ、あなたがたが地上で解くことは、天上でも解かれる。また、はっきり言っておくが、どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら…

フォト・ライブラリー(460)教会の花々〜晩夏から初秋へ

教会の花々〜晩夏から初秋へ 9月に入って一気に秋めいてきた宇部の街。今回は8月末から9月初旬、晩夏から初秋へと移りゆく季節の花々をご紹介したいと思います。まずは、満開のキバナコスモスと教会です。 日照時間が短かったせいか、なかなか花が咲かなかっ…

祈りの小箱(178)『小さなことに大きな愛を』

『小さなことに大きな愛を』 今日、9月5日はマザー・テレサの命日。カトリック教会では、この日をマザー・テレサの祝日に定めています。そこで今回は、マザーの言葉の中でも最も愛されているものの一つ、「大切なのは、どれだけ大きなことをするかではありま…

【フランシスコ教皇の言葉】

フランシスコ教皇の言葉 ■説教、メッセージから■ 9月2日(火)朝のミサ 「パウロの説教は、ラテラン大学やグレゴリアン大学の講義で学んだことによるのではありません。聖霊によって教えられたのです。人間は、神の霊によることを、自分の力で理解することはで…

祈りの小箱(177)『たった一人の心に届く言葉』

『たった一人の心に届く言葉』 ユダヤ教に「1人を救う者は、全人類を救う」という諺があると聞きました。教会で働いていると、このことを実感することがときどきあります。例えば、信徒から人間関係での悩みなどの相談を受けたときです。相手と一緒に苦しみ…

祈りの小箱(176)『自分が進むべき道』

『自分が進むべき道』 人生の大きな選択を迫られたとき、わたしたちはつい「どちらが自分にとって得だろうか」「どちらの道が楽だろうか」と考えていまいがちです。ですが、そのように考えている間は、なかなか決断することができません。損得や快適さは、何…