2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【教皇ベネディクト16世、最後の一般謁見】

教皇ベネディクト16世、最後の一般謁見 2013年2月27日、サン・ピエトロ広場にて行われた教皇ベネディクト16世の最後の一般謁見でのメッセージを抄訳してみました。教皇様の言葉をしっかりと胸に刻み、祈りのうちに教皇退位の歴史的な瞬間を迎えたいと思いま…

フォト・ライブラリー(353)京都府立植物園〜花の回廊・早春の草花展・前半

京都府立植物園〜花の回廊・早春の草花展・前半 今年も京都府立植物園の芝生広場に特設された簡易温室で、「花の回廊・早春の草花展」が始まりました。温室の中に一歩入ると、そこはもう春爛漫。まだ2月だということを忘れるほど美しい世界が待っています。 …

【教皇様の退位まであと2日】

教皇様の退位まであと2日 2013年2月28日20:00(ローマ時間)をもって教皇ベネディクト16世が退位されるまで、いよいよあと2日となりました。退位に関連する教皇様のメッセージや、教皇選挙などについての最新情報をまとめておきたいと思います。 1.一般謁見で…

やぎぃの日記(160)答えられない質問

答えられない質問 ボランティア活動などで教会の外に出ると、キリスト教徒でない方々からまったく思いがけない質問を浴びせられることがある。 「たくさんある宗教の中から、なぜどれか一つを選ばないといけないんですか?一つを選ばなければ、幸せになれな…

バイブル・エッセイ(335)顔の様子が変わる

顔の様子が変わる イエスは、ペトロ、ヨハネ、およびヤコブを連れて、祈るために山に登られた。祈っておられるうちに、イエスの顔の様子が変わり、服は真っ白に輝いた。見ると、二人の人がイエスと語り合っていた。モーセとエリヤである。二人は栄光に包まれ…

フォト・ライブラリー(352)六甲の冬景色

六甲の冬景色 今日は、わたしが住んでいるカトリック六甲教会とその周辺で撮った写真をご紹介したいと思います。まずは、教会のベランダから見た冬の朝の景色。大阪湾の向こう側に見えている街並みは大阪の堺市や岸和田市、山並みは葛城山です。 雪が降った…

祈りの小箱(18)『ゆるせない人のために』

『ゆるせない人のために』 神学生の頃、ある犯罪の被害者のご遺族から話をうかがったことがあります。その方は、まだ働き始めたばかりの若い息子を、無謀運転のトラックにひき殺されたお母さんでした。加害者は数年で刑を終えて出所し、今もその方が住んでい…

フォト・ライブラリー(351)『いのり☆フェスティバル関西』2013

『いのり☆フェスティバル関西』2013 2月19日の晩、関西で初めての『いのり☆フェスティパル』が、日本基督教団東梅田教会(小豆真人牧師)で開催されました。年齢の壁、宗教、教派の壁を越えて「いのり」をテーマに繰り広げられた出会いと交わりのひとときの様…

祈りの小箱(17)『なぜ、ゆるせないのか』

『なぜ、ゆるせないのか』 他の人はあまり気にしていないようなのに、自分だけがある人の言動をどうしてもゆるせない。そんな不可解なことがときどき起こります。なぜでしょう? 以前にこんな体験をしたことがあります。食事の席である人が、自分の能力がど…

フォト・ライブラリー(350)「神の愛の宣教者会」山谷修道院再訪

「神の愛の宣教者会」山谷修道院再訪 司祭の叙階を受けてから4年半、ずっと望んでいながらなかなかタイミングが合わなかった「神の愛の宣教者会」山谷修道院でのミサがついに実現しました。当日の様子を、写真でご紹介したいと思います。まずは、南千住の駅…

バイブル・エッセイ(334)しもべとなるための試練

しもべとなるための試練 イエスは聖霊に満ちて、ヨルダン川からお帰りになった。そして、荒れ野の中を“霊”によって引き回され、四十日間、悪魔から誘惑を受けられた。その間、何も食べず、その期間が終わると空腹を覚えられた。そこで、悪魔はイエスに言った…

祈りの小箱(16)マザー・テレサ『神の望み』

福者コルカタのマザー・テレサ『神の望み』 神が望んでおられるのは、何千何万の人々を助ける大事業を成し遂げたり、本を書いて有名になったり、たくさんの賞をもらったりすることではないとマザー・テレサは言います。神が望んでおられるのは、わたしたちが…

祈りの小箱(15)『心の大地』〜四旬節に当たって

『心の大地』〜四旬節に当たって 四旬節が始まるたびに、わたしは「打ち砕かれた心」(詩編34など)という聖書の言葉を思い出します。この一年の間にすっかり固くなってしまった心の土を、打ち砕いてよい土に戻さなければ、そんなイメージです。 「自分は絶対…

【教皇ベネディクト16世、退位宣言〜反響と最新情報】

教皇ベネディクト16世、退位宣言〜反響と最新情報 教皇庁報道部の1会見で発表された最新情報と、退位宣言を受けて発表された談話の中から、アリンゼー枢機卿の談話と、池長潤大司教の談話を抜粋でご紹介したいと思います。アリンゼー枢機卿談話(抜粋) 「この…

【教皇ベネディクト16世、退位宣言〜今後の動き】

教皇ベネディクト16世、退位宣言〜今後の動き 教皇ベネディクト16世の突然の退位宣言から一夜明け、新教皇の選出手続きに関心が集まってきているようです。今後の動きを見守る上で、知っておくとよい情報をまとめてみしまた。 ・空位の開始…2013年2月28日20:…

【教皇ベネディクト16世、退位宣言】

教皇ベネディクト16世、退位宣言 教皇ベネディクト16世は、2月11日朝に行われた枢機卿会議の席上で、御自身が教皇座から退位されること、2012年2月28日20:00から教皇座が空位となり、新教皇選出のためのコンクラーベが召集されることを発表しました。現時点…

【教皇様のツイート】

教皇様のツイート 1月30日から2月10日の間に配信された教皇ベネディクト16世のツイートをまとめました。神の愛を疑いがちなわたしたちに、わたしたち一人一人の名が神の心に刻み込まれていることを思い出させてくださるツイート、「主の奉献の祝日」に当たっ…

バイブル・エッセイ(333)宣教者の条件

宣教者の条件 イエスはシモンに、「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」と言われた。シモンは、「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と答えた。そして、漁師たちがそ…

フォト・ライブラリー(349)冬の大阪城公園〜野鳥たちの世界7

冬の大阪城公園〜野鳥たちの世界7 大阪城、西の丸庭園のセンダンの木。たわわに実をつけていましたが、食欲旺盛なムクドリやツグミに食べられてどんどんなくなっていきます。 庭園の芝生ではツグミたちが食事中。シベリアから飛んでくる、冬の鳥です。 木に…

祈りの小箱(14)『悪意への対処法』

『悪意への対処法』 「いつも神の御旨とぴったり一致していなさい。神とのあいだにわずかでも隙間ができると、そこにあらゆる悪い思いが入り込みます。」 以前に紹介したマザー・テレサのこの言葉は、さまざまな場面に当てはまる、まさに人生の極意のような…

FEBC『祈りの言葉に聞く』13〜存在の深みを生きる

FEBC『祈りの言葉に聞く』13〜存在の深みを生きる 昨年、キリスト教放送局FEBCで放送された番組『祈りの言葉に聞く〜マザー・テレサに導かれて』。第13回目の原稿をお届けします。 マザー・テレサに導かれながら、イエス・キリストが住むというわたしたちの…

やぎぃの日記(159)"THE POPE APP"の衝撃

"THE POPE APP"の衝撃 教皇庁広報評議会が、ついに「究極のスマホ・アプリ」"THE POPE APP"の開発に成功。第47回世界広報の日メッセージ『ソーシャル・ネットワーク〜真理と信仰の扉、新しい福音宣教の空間』の発表に合わせて無償配布を開始した。 広報評議…

祈りの小箱(13)マザー・テレサ『小さなことへの忠実』

マザー・テレサ『小さなことへの忠実』 世の中には、ほとんど誰からも評価されることがなく、「小さなこと」と見なされてる仕事があります。例えば、主婦が日々、黙々とこなしている掃除や洗濯、炊事。あるいは、会社でのコピー取り、お茶くみ、書類整理など…

バイブル・エッセイ(332)心の隙間に入り込む「鬼」

心の隙間に入り込む「鬼」 たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、愛がなければ、わたしは騒がしいどら、やかましいシンバル。たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を…

フォト・ライブラリー(348)冬の大阪城公園〜野鳥たちの世界6

冬の大阪城公園〜野鳥たちの世界6 環状線の大阪城公園駅を出て、3分も歩くとこんな森の中に出ます。大都会の真ん中にぽつんと残された大自然、大阪城公園の野鳥たちをご覧ください。 まず出会ったのはヒヨドリ。食害をもたらす可愛げのない鳥というイメージ…

祈りの小箱(12)マザー・テレサ『何かではなく、誰かのために』

マザー・テレサ『何かではなく、誰かのために』 マザー・テレサはよく、自分たちの働きと他の社会福祉活動やNGOの働きの違いについて、「彼らは何かのために働いていますが、わたしたちは誰かのために働いています」と言っていました。それらの団体が、世界…