2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧
春の六甲山・ミツバツツジ散策〜前半 六甲山の山肌がしだいに柔らかな緑色に変わっていくのを、毎日、教会の窓から見上げて時を待っていましたが、ついにチャンス到来。先週の木曜日、リュックサックを背負って登ってきました。 今回選んだのは、徳川道を登…
フランシスコ教皇の言葉 ■説教・メッセージから■ 4月22日(月)朝のミサでの説教 「羊の囲いに門から入らない者は泥棒だと、イエスは弟子たちに言いました。それは、自分の利益を求め、出世の梯子を上ることだけを願っている人のことです。神の国への入り口は…
まったく新しい掟 さて、ユダが出て行くと、イエスは言われた。「今や、人の子は栄光を受けた。神も人の子によって栄光をお受けになった。神が人の子によって栄光をお受けになったのであれば、神も御自身によって人の子に栄光をお与えになる。しかも、すぐに…
『呼吸の祈り』 「祈り、祈りというけれど、何のことかよく分からない」という方に、わたしがまずお勧めする祈りの一つが「呼吸の祈り」です。方法はとても簡単。ふだん何気なくしている呼吸に、ちょっとだけ意識を向ければいいのです。 神様の恵みは、光り…
明石海峡公園のチューリップ2013 「あわじ花さじき」を楽しんだ後、近くにある明石海峡公園に足を延ばしました。こちらでは、数万本のチューリップが満開。まるでおとぎの国のようでした。 明石海峡公園では、毎年この時期になると「チューリップ・アイラン…
「あわじ花さじき」の菜の花2013 先週の木曜日、明石海峡大橋を渡って淡路島に行ってきました。お目当ては「あわじ花さじき」の菜の花と、明石海峡公園のチューリップ。まずは、「あわじ花さじき」の菜の花の写真からお楽しみください。 16ヘクタールという…
フランシスコ教皇『愛や真理、命、美しさへの望み』 この言葉を聞いて、まだキリスト教と出会う前、十代の若者だったころのことを思い出しました。 その頃、わたしはまだ自分がどうやって生きていったらいいのか、何に呼ばれているのかまったくわかっていま…
フランシスコ教皇の言葉 ■説教・メッセージから■ 4月15日(月)ドムス・サンタマルタでの朝のミサ 「悪口はもちろん罪ですが、何かそれ以上のものです。悪口は神の業を破壊することを目指しますし、非常に邪悪なものから生まれてきます。悪口は、憎しみから生…
神の声を聞き分け、それに従う 「わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う。わたしは彼らに永遠の命を与える。彼らは決して滅びず、だれも彼らをわたしの手から奪うことはできない。わたしの父がわたしにくださっ…
ありのままを受け入れる勇気 友達が善意でしてくれた正しい忠告が、根拠のない中傷に聞こえてしまうことがあります。それは、相手が指摘した自分の弱点を、どうしても受け入れられないときです。 健全な自尊心を持つことは、生きいていく上でとても大切なこ…
『どれほど悪口を言っても』 どれほど気をつけていても、ついつい口から出てくる人の悪口。悪口をまったく言わない人は、それだけで聖人だと思えるくらい、舌をコントロールするのは難しいことです。でも、なぜ悪口を言ってしまうのか、その理由を考えると舌…
福者コルカタのマザー・テレサ『力を合わせれば』 わたしたちは、仕事や家庭がうまくいっているときには傲慢になって「自分は何でもできる」と思い込み、逆に失敗や困難に直面したときには絶望して「自分には何もできない」と思い込んでしまいがちです。です…
神戸・春の花たち 教会の周辺や神戸の街角で、次々と春の花が咲いてゆきます。まずは、満開の八重桜。枝の間に入って見ると、幻想的なピンク色の世界に吸い込まれそうになります。 ソメイヨシノと比べて、八重桜は一輪一輪がとても華やか。花の房は、まるで…
フランシスコ教皇の言葉 ■ミサでの説教、折々のメッセージなど■ 4月10日(水)ドムス・サンタマルタでのミサ説教 「わたしたちには生きる価値がある、わたしたちには希望がある。愛による救いとはその確信に他なりません。問題は、わたしたちが自分で自分を救…
生命を与える食事 その後、イエスはティベリアス湖畔で、また弟子たちに御自身を現された。その次第はこうである。...漁を終えた弟子たちが陸に上がってみると、炭火がおこしてあった。その上に魚がのせてあり、パンもあった。イエスが、「今とった魚を何匹…
福者コルカタのマザー・テレサ『神の声を聞くために』 「すべてを通して語りかける神の声を聞きましょう」とマザー・テレサは言います。全ての被造物は神が何らかのメッセージを託してこの世界に生み出したものだから、全ての被造物は神からのメッセージをわ…
六甲山の春2013 平地の桜はもうすっかり終わってしまいましたが、六甲山では今、山桜が見ごろを迎えています。一本一本が独立して生えていること、花がソメイヨシノよりも白く、花と同時に葉が出ていることなどが、山桜に独特の味わいを生んでいるように思い…
神の愛が凝縮された食事〜映画『バベットの晩餐会』 フランシスコ教皇がブエノスアイレス大司教時代にジャーナリストのインタビューに答えた際、好きな映画としてデンマーク映画『バベットの晩餐会』(1987年公開)を挙げたという。その理由を、教皇様は次のよ…
『アニマ・クリスティ』(キリストの魂) 先日行われたラテラン教会でのローマ司教座着座ミサで、フランシスコ教皇は、イエスの傷に手を触れることを望んだトマスに言及しながら次のように語られました。 「『主よ、私はここにいます。私の貧しさを受け入れて…
フランシスコ教皇、復活の八日間のメッセージ ■復活の八日間のメッセージ■ 「時に、涙はイエスを見るために必要な眼鏡です。主に、涙の恵みを願いましょう。それはすばらしい恵みです。」(復活の火曜日ミサ) 「生き方そのものによって『私は主と出会いました…
2つの平和 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子た…
神戸の桜2013 今日の「爆弾低気圧」ですっかり散ってしまった神戸の桜。写真でその面影を心に刻みたいと思います。これは、教会の庭で一番最初に満開を迎えた桜です。復活祭の5日ほど前のことでした。 教会の玄関の桜は、まるで復活祭に合わせたかのように咲…
春の津和野巡礼〜後半 津和野に到着して3日目、中高生たちと一緒に、地福から津和野まで17キロの道のりを歩きました。この道を通って津和野に配流された殉教者たちの思いを噛みしめながらの巡礼です。昨日までの晴天とはうって変って、この日は朝から冷たい…
春の津和野巡礼〜前半 カトリック六甲教会中高生会の練成会で、「浦上四番くずれ」と呼ばれる大迫害の殉教地、津和野を訪れました。公立中学校の終業式が終わるのを待って午後に出発したので、バスに5時間半ほど揺られて津和野に到着したときにはもう夜。ラ…
春のキリスト教入門講座のお知らせ あらためまして、主の御復活おめでとうございます。桜の花も散り始め、いよいよ新しい年度が本格的に始まろうとしています。わたしが担当するキリスト教入門講座も、間もなく新たなラインナップで再スタートします。どなた…
暗闇に身を置く 週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。「…
フランシスコ教皇のレジナ・チェリのメッセージ 4月1日にサン・ピエトロ広場で行われた「レジナ・チェリの祈り」でのフランシスコ教皇のメッセージを、バチカン・ラジオの英語版テキストから抄訳しました。「レジナ・チェリ」は、復活節のあいだ「アンジェラ…
フランシスコ教皇『キリストは復活しました』 復活祭の日にローマと全世界に向けて送られた「ウルビ・エト・オルビ」の祝福に当たって、教皇様は次のように述べられました。 「『キリストは復活した』、このメッセージを告げることは何と大きな喜びでしょう…