2013-01-01から1年間の記事一覧

バイブル・エッセイ(363)罪人だからこそ

罪人だからこそ わたしを強くしてくださった、わたしたちの主キリスト・イエスに感謝しています。この方が、わたしを忠実な者と見なして務めに就かせてくださったからです。以前、わたしは神を冒涜する者、迫害する者、暴力を振るう者でした。しかし、信じて…

フォト・ライブラリー(397)初秋の有馬への道

初秋の有馬への道 このところデスク・ワークが続いて体に力が余っていたので、お休みを利用して教会から有馬温泉まで歩いてきました。 わたしが働くカトリック六甲教会は「六甲登山口」と呼ばれる場所にあり、山に向かって歩き始めればもう六甲山登山の開始…

【写真展・講演会などのお知らせ】

写真展・講演会などのお知らせ 1.写真展・講演会 ■日本カトリック看護協会全国大会in仙台■ 10月25日から仙台で開催される、日本カトリック看護協会全国大会で講演させていただくことになりました。テーマは「キリストの輝き〜マザー・テレサに学ぶ奉仕の心」…

祈りの小箱(61)フランシスコ教皇『戦わなければならない戦い』

フランシスコ教皇『戦わなければならない戦い』 9月7日を「シリア、中近東、そして全世界の平和のために捧げる断食と祈りの日」と宣言し、サン・ピエトロ広場で10万人での祈りの集いを開催するなど、世界の平和について積極的なアピールを続けているフランシ…

祈りの小箱(60)『相手の幸せを第一に』

『相手の幸せを第一に』 先日、バチカンで行われた「シリア、中近東、そして全世界の平和のための祈りの集い」で、フランシスコ教皇は集まった10万の人々に次のように語りかけました。 「人間が自分のこと、自分の利益のことだけを考え、自分を世界の中心に…

【フランシスコ教皇の言葉】

フランシスコ教皇の言葉 ■説教・メッセージから■ 9月1日(日)アンジェラス 「私たちは平和な世界を望みます。私たちは平和の人になりたいのです。対立と紛争によって引き裂かれたわたしたちの世界に、平和を芽吹かせたいのです。戦争を繰り返してはなりません…

バイブル・エッセイ(362)自分の十字架

自分の十字架 大勢の群衆が一緒について来たが、イエスは振り向いて言われた。「もし、だれかがわたしのもとに来るとしても、父、母、妻、子供、兄弟、姉妹を、更に自分の命であろうとも、これを憎まないなら、わたしの弟子ではありえない。自分の十字架を背…

【シリア、中近東、そして全世界の平和のために捧げる祈りの夕べ】

祈りの小箱(59)『契約の虹』(創世記9)

『契約の虹』(創世記9) 夏の疲れが出たのか体も心もずっしりと重かったある日の夕方、ミサに行こうと外に出てびっくり仰天。教会の東の空に、天高くそそり立つような大きな虹が出ているではありませんか。あまりの見事さに立ちどまり、ぽかんと口をあけて眺…

【『祈りへの旅立ち〜マザー・テレサに導かれて』本日発売】

『祈りへの旅立ち〜マザー・テレサに導かれて』本日発売! 福者コルカタのマザー・テレサの記念日に当たる本日9月5日、ドン・ボスコ社より新刊『祈りへの旅立ち〜マザー・テレサに導かれて』が発売されました。マザー・テレサに導かれながら、イエス様が住ん…

祈りの小箱(58)『自分をゆるしてあげましょう』

『自分をゆるしてあげましょう』 「ゆるし」というテーマを考えるとき、他人をゆるすのも確かに難しいことですが、もっと難しいのは自分で自分をゆるすことなのではないかと感じることがあります。他人のことをゆるせても、自分の人生をありのままに肯定でき…

【フランシスコ教皇の言葉】

フランシスコ教皇の言葉 ■説教・メッセージから■ 8月25日(日)アンジェラス 「キリスト教徒であるとは、ただそのラベルを張っているということではないとイエスはおっしゃいます。あなたはラベルだけのキリスト教徒ですか、それとも真実のキリスト教徒ですか…

祈りの小箱(57)『神様のプロジェクト』

『神様のプロジェクト』 神様はあらかじめすべてのことを計画していて、わたしたち人間はその計画を変えることができない。救われる人は必ず救われる、救われない人はどうやっても救われない。災害や事故、飢餓、戦争なども、すべて神の計画であって人間には…

バイブル・エッセイ(361)喜んで末席に着く

喜んで末席に着く イエスは、招待を受けた客が上席を選ぶ様子に気づいて、彼らにたとえを話された。「婚宴に招待されたら、上席に着いてはならない。あなたよりも身分の高い人が招かれており、あなたやその人を招いた人が来て、『この方に席を譲ってください…

「ふっこうのかけ橋」2013News(3)各地からの報告

「ふっこうのかけ橋」2013News(3)各地からの報告 たくさんの方々のご協力、ご支援を受けて、今年も福島の子どもたち、お母さんたちとの交流を目指す「ふっこうのかけ橋」プロジェクトが無事に終了しました。今年は、受け入れ側に神戸だけでなく箕面や山口の…

祈りの小箱(56)『一緒に跪くことから』

『一緒に跪くことから』 前回、「もし自分のことを棚に上げるなら、あなたたちはぶつぶつ言い始めるでしょう」というマザー・テレサの言葉をご紹介しました。他人について、あるいは自分が置かれた状況について不平不満をぶちまけるとき、ほとんどの場合わた…

祈りの小箱(55)福者コルカタのマザー・テレサ『もし自分のことを棚に上げるなら』

福者コルカタのマザー・テレサ『もし自分のことを棚に上げるなら』 「もし自分のことを棚に上げるなら、あなたはぶつぶつ言い始めるでしょう。」とても耳が痛い言葉ですが、確かにその通りだと思います。誰かを痛烈に批判したり、自分の置かれた状況について…

【講座・講演会などのお知らせ】

講座・講演会などのお知らせ 1.秋からの講座 ■金曜講座・祈りへの旅立ち■ マザー・テレサの言葉に導かれながら、祈りの旅を続ける金曜講座「祈りへの旅立ち」。秋学期は9月6日に開講します。通年の講座ですが、秋からの参加も可能。その場合は、これまでの部…

【フランシスコ教皇の言葉】

フランシスコ教皇の言葉 教会学校キャンプと「年の黙想」のため、しばらく翻訳が滞って申し訳ありませんでした。8月に入ってからの教皇様のツイートをまとめてお送りします。どうぞお役立て下さい。 ■教皇様のツイート■ 8月2日(金) 「信仰の安心感が、私たち…

バイブル・エッセイ(360)戸口は開かれている

イエスは町や村を巡って教えながら、エルサレムへ向かって進んでおられた。すると、「主よ、救われる者は少ないのでしょうか」と言う人がいた。イエスは一同に言われた。「狭い戸口から入るように努めなさい。言っておくが、入ろうとしても入れない人が多い…

【Mother Teresa Calendar 2014】

Mother Teresa Calendar 2014 ちょっと気が早いかもしれませんが、2014年版のマザー・テレサのカレンダーが発売されましたのでお知らせします。来年のテーマは「愛するために」。家族や友人、苦しんでいる人たちを愛することがとても大切だとわかっていても…

フォト・ライブラリー(396)教会学校キャンプin兎和野2013〜後半

教会学校キャンプin兎和野2013〜後半 3日目の朝、うっすらかかった靄の中から太陽が昇りました。今日も暑くなりそうです。 朝の集いが行われる広場に向かって歩く子どもとリーダーたち。まだ眠そうな子もいますね。 広場では、5時ころから「朝遊び」が始まっ…

フォト・ライブラリー(395)教会学校キャンプin兎和野2013〜前半

教会学校キャンin兎和野2013〜前半 8月8日から11日まで、教会学校のキャンプで、兵庫県北部にある兎和野高原野外教育センターに行ってきました。大自然の中で過ごした4日間の恵みを、写真で分かち合えたらと思います。 今年も、子どもとリーダー、食事を準備…

フォト・ライブラリー(395)ある夏の日の石神井公園

ある夏の日の石神井公園 8月12日から21日まで、上石神井にあるイエズス会黙想の家で行われていた、イエズス会日本管区の管区黙想会に参加していました。黙想のあいだに散歩した石神井公園の写真をお届けしようと思います。まずは、早朝の三宝寺池。 池の向こ…

【「年の黙想」のお知らせ】

「年の黙想」のお知らせ キャンプから帰ったばかりで申し訳ないのですが、本日(8月12日)晩から東京で行われるイエズス会日本管区の管区黙想会に参加するため、21日朝まで外部との連絡が一切取れなくなります。ブログ、facebook、twitterなどの次回の更新は21…

フォト・ライブラリー(394)須磨水族園

■お知らせ■8月8日から11日まで、六甲教会の教会学校キャンプで兵庫県北部のキャンプ場に行きます。電波が届きませんので、この間はブログなどのアップもできません。次のアップは12日になる予定。申し訳ありませんが、しばらくお待ちください。 須磨水族園 …

【講演会inカトリック三軒茶屋教会】

講演会『マザー・テレサ〜いまに生きる愛』 「傲慢でぶっきらぼうになるのはたやすいこと。でも、わたしたちはもっと偉大なことのために生まれてきたのです。わたしたちは、愛し合うために生まれてきたのです。」(マザー・テレサ) カトリック三軒茶屋教会の…

祈りの小箱(54)フランシスコ教皇『キリストの選手』

フランシスコ教皇『キリストの選手』 今回ご紹介するのは、リオでのワールド・ユース・デーの期間中に、教皇様が若者たちに語りかけた言葉です。キリストのために命がけで働く人という意味で、教会は伝統的に「キリストの兵士」(二テモ2:3)という表現を使っ…

バイブル・エッセイ(359)分かち合う幸せ

分かち合う幸せ イエスはたとえを話された。「ある金持ちの畑が豊作だった。金持ちは、『どうしよう。作物をしまっておく場所がない』と思い巡らしたが、やがて言った。『こうしよう。倉を壊して、もっと大きいのを建て、そこに穀物や財産をみなしまい、こう…

フォト・ライブラリー(393)京都水族館

京都水族館 今週のお休みの日は、あいにく雨でした。そこで、野外での撮影をあきらめ、以前から気になっていた京都水族館へ。昨年の春に開業したばかりの新しい水族館です。 瑠璃色の光で満たされた大水槽。建物の外観も含めて、瑠璃色がこの水族館のシンボ…