2012-01-01から1年間の記事一覧
マザー・テレサ帰天15年記念行事「小さなことに大きな愛を」 1997年9月5日にマザー・テレサが天国に召されてから、早いもので15年が過ぎました。一つの節目となるこの年に、マザーを慕う多くの皆さんと共にマザーのメッセージを思い返し、マザーをこの世界に…
「ふっこうのかけ橋」ニュース(11)振り返りと感謝の集い 1.振り返りと感謝の集い 9月17日午後、カトリック神戸中央教会で「ふっこうのかけ橋」の振り返りと感謝の集いが行われ、キャンプに参加してくれた70人あまりのリーダーのうち50人が集まってくれました…
山本襄治神父様の思い出 神学生時代の4年間、霊的指導司祭、聴罪司祭としてわたしを導いてくださった山本襄治神父様が、9月14日に84歳で帰天された。イグナチオ教会の主任司祭や上智大学教授、理事長などを歴任された山本神父様に、何かの機会にお世話になっ…
赤目四十八滝2012〜後半 景色を存分に楽しみながら渓谷沿いの遊歩道を進んでいくと、1時間あまりでこの荷担滝(にないたき)に出ます。前回ご紹介した千手滝と並んで、赤目四十八滝を代表する名瀑と言っていいでしょう。 石を伝って向こう岸の河原に出ました。…
目に見える信仰 わたしの兄弟たち、自分は信仰を持っていると言う者がいても、行いが伴わなければ、何の役に立つでしょうか。そのような信仰が、彼を救うことができるでしょうか。もし、兄弟あるいは姉妹が、着る物もなく、その日の食べ物にも事欠いていると…
マリアは立っている イエスの十字架のそばには、その母と母の姉妹、クロパの妻マリアとマグダラのマリアとが立っていた。イエスは、母とそのそばにいる愛する弟子とを見て、母に、「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」と言われた。それから弟子に言われた…
赤目四十八滝2012〜前半 久しぶりにお休みが取れたので、涼を求めて三重県の山奥、赤目四十八滝に行ってきました。神戸からは電車を乗り継いで2時間ほどで行くことができます。 バス停から3分ほど歩いて渓谷に入ると、涼しくてしかも潤いのある、滝の周辺に…
寛容、忍耐、赦しの証 あなたがたを恥じ入らせるために、わたしは言っています。あなたがたの中には、兄弟を仲裁できるような知恵のある者が、一人もいないのですか。兄弟が兄弟を訴えるのですか。しかも信仰のない人々の前で。そもそも、あなたがたの間に裁…
「ふっこうのかけ橋」ニュース(10)その後の動き この夏、カトリック神戸地区を大きな喜びと感動で包んだ「ふっこうのかけ橋」キャンプが終了して、早いもので1ヶ月あまりが過ぎました。その後の動きをご報告しておきたいと思います。 1.『24時間テレビ〜愛は…
キリスト教入門講座・秋学期開講のお知らせ 例年になく暑かった今年の夏、皆様いかがおすごしでしたでしょうか。8月はお休みしていましたが、9月を迎えて下記の通り、三ノ宮・女子パウロ会書店"St.Paul Kobe"でのキリスト教入門講座を再開いたします。秋から…
尊厳という名の服 イエスはティルスの地方を去り、シドンを経てデカポリス地方を通り抜け、ガリラヤ湖へやって来られた。人々は耳が聞こえず舌の回らない人を連れて来て、その上に手を置いてくださるようにと願った。そこで、イエスはこの人だけを群衆の中か…
心の森 人はわたしたちをキリストに仕える者、神の秘められた計画をゆだねられた管理者と考えるべきです。この場合、管理者に要求されるのは忠実であることです。わたしにとっては、あなたがたから裁かれようと、人間の法廷で裁かれようと、少しも問題ではあ…
カルカッタ2011〜後半 カルカッタのシンボル、ハウラー橋。20世紀の前半に作られた全長705mのこの橋は、ワイヤーを使わず鉄骨だけで組み上げられています。1日の通行者は100万人とも言われ、世界一の交通量を誇ります。 親子連れが、バケツを持って川へ水浴…
「マザー・テレサに学ぶキリスト教」番外編〜最後の1日 1997年9月5日にマザー・テレサが天に召されてから、15年が過ぎました。この節目のときに当たって、マザーの最後の1日を記した手紙を読み返してみたいと思います。マザーの帰天後、1ヶ月ほどしてカルカ…
カルカッタ2011〜前半 1997年9月5日にマザー・テレサが天国に召されてから、今日でちょうど15年。この節目に当たって、マザーが愛してやまなかった街、そしてマザー・テレサが今も人々の中に生きている街、カルカッタをご紹介したいと思います。昨年の3月に…
マザー・テレサ『マリアのみこころを願う祈り』 明日、9月5日はマザー・テレサの記念日。今年は、マザーが帰天して15年という一つの節目の年でもあります。そこで、今回はマザーが自分で作り、とても大切にしていた祈り『マリアのみこころを願う祈り』をご紹…
カトリック六甲教会〜ある夏の日2 去ってゆく夏を惜しんで、六甲教会のある夏の日を写真で振り返ってみました。 もこもことした真っ白な夏の雲が、教会の上をゆっくりと通り過ぎてゆきます。 庭に植えられた桜の木々には、たくさんの蝉の姿が。ミーン、ミー…
人を汚すもの イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた。「皆、わたしの言うことを聞いて悟りなさい。外から人の体に入るもので人を汚すことができるものは何もなく、人の中から出て来るものが、人を汚すのである。中から、つまり人間の心から、悪い思いが出て…
東日本大震災支援チャリティ・コンサート「祈りの花束Ⅱ」 「ふっこうのかけ橋」のテーマソング"Let's Cross the Bridge!"を作詞・作曲してくださった音楽家のこいずみゆりさんが、東日本大震災の被災地を支援するためのチャリティ・コンサートに出演すると言…
四ツ谷・新宿 埼玉の実家からの帰り道、所用でイエズス会日本管区の本部に立ち寄りました。イエズス会日本管区の本部は、聖イグナチオ教会のすぐ隣にあります。 懐かしい聖イグナチオ教会の聖堂で、しばらくお祈りしました。2008年9月22日、わたしはトマス神…
東日本被災地支援チャリティ・コンサート「いのりの花束2」のお知らせ 「ふっこうのかけ橋」プロジェクトの公式テーマ・ソングを作詞、作曲し、歌ってた下さった音楽家のこいずみゆりさんが、9月1日に大阪・梅田で東北被災地支援のためのチャリティ・コンサ…
埼玉への帰省 ようやくキャンプが終わって少し時間にゆとりが出てきたので、思い切って埼玉の実家に帰って来ました。 父が死んで農業をやめて以来、母は庭にせっせと花を植えています。裏庭には小さな菜園もあり、野菜は自給自足しているようです。 坂の上を…
マザー・テレサ帰天15年記念行事「小さなことに大きな愛を」 1997年9月5日にマザー・テレサが天国に召されてから、早いもので15年が過ぎようとしています。一つの節目となるこの年に、マザーを慕う多くの皆さんと共にマザーのメッセージを思い返し、マザーを…
「あなたをおいて、誰のところへ」 弟子たちの多くの者はこれを聞いて言った。「実にひどい話だ。だれが、こんな話を聞いていられようか。」イエスは、弟子たちがこのことについてつぶやいているのに気づいて言われた。「あなたがたはこのことにつまずくのか…
マザー・テレサ『わたしたちの手を通して』 明日、8月26日はマザー・テレサの誕生日。そこで、今回はマザーが深い思いを込めて作り、毎日唱えていた祈り『わたしたちの手を通して』をご紹介したいと思います。 貧困という言葉は、日本のように豊かな国ではあ…
夏の長崎巡礼〜後半 長崎巡礼と言えば、やはりクライマックスは西坂の二十六聖人記念館でしょう。かつては、この記念館がある小高い丘のすぐ下にまで海岸線が達しており、海を行き来する船から二十六聖人を磔にした十字架がよく見えたと言われています。 二…
夏の長崎 数年前に夏の長崎を巡礼したときの様子を、写真でご紹介したいと思います。まずは平和公園。長崎の原爆は、カトリック信者が密集する浦上の地に炸裂しました。 有名な平和記念像。青空に向って力強く挙げられた腕が、平和への固い決意を示している…
『岳』(石塚真一作) 夏の疲れが出てきているのか、この数日、体力と気力が枯渇したダラダラ生活を送っている。こんなときには難しい本を読む気にもならないので、最近お気に入りのマンガの頁をめくっていた。小学館から出ている『岳』という山岳救助マンガだ…
『韓国とキリスト教〜いかにして"国家的宗教"になりえたか』(浅見雅一・安廷苑著) 日本のキリスト教人口は、総人口の約1%。それに対して、韓国ではキリスト教人口が総人口の30%に達しているという。同じ文化圏に属し、お隣同士である日本と韓国にどうして…
カルカッタ、「神の愛の宣教者会」本部修道院の廊下で、新司祭を祝福するマザー・テレサ。1995年。Copy Right:片柳弘史 「福者マザー・テレサ カレンダー2013〜信じる力」発売 ちょっと気が早いかもしれませんが、ドン・ボスコ社から来年のマザー・テレサ カ…